2021 Fiscal Year Research-status Report
在宅緩和ケアにおける介護日記法を用いた家族ケアプログラムの効果 クラスターRCT
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20K19277
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Research Institution | Yokohama City University |
Principal Investigator |
伊藤 絵梨子 横浜市立大学, 医学部, 助教 (50737484)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 在宅緩和ケア / 家族介護者 / 看取り / ケアプログラム |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、在宅緩和ケアにおける家族介護者を対象に、介護日記法を用いた家族ケアプログラムを開発し、その有効性を検証することが目的である。 今年度は、昨年得られた成果を基に、今後のプログラム検証に向け、オンライン介護日記アプリの開発に着手した。具体的には、既存アプリのレビュー等を経たうえ、アプリの基本設計を行い、デモンストレーション版を開発した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
開発プログラムの准実験デザインでの検証結果に基づき、オンライン介護日記アプリケーションを設計し、デモンストレーション版の作成ができたため。
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Strategy for Future Research Activity |
オンライン介護日記アプリの実用可能性について、在宅緩和ケアにおける家族介護者、ならびに支援者にパイロットスタディを行い、アプリを完成させ、介入研究にてその効果を検証していく。
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Causes of Carryover |
感染症流行の影響により、当初予定していた研究協力者の協力が得られなくなり、パイロットスタディ等を延期することとなったため、次年度使用額が生じた。パイロットスタディの実施を調整し、研究協力機関や協力者への謝金、プログラム修正等に伴う代金として執行する。
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Research Products
(1 results)