2023 Fiscal Year Research-status Report
在宅緩和ケアにおける介護日記法を用いた家族ケアプログラムの効果 クラスターRCT
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20K19277
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Research Institution | Yokohama City University |
Principal Investigator |
伊藤 絵梨子 横浜市立大学, 医学部, 講師 (50737484)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 在宅緩和ケア / 家族介護者 / 看取り / ケアプログラム |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、在宅緩和ケアにおける家族介護者を対象に、家族介護者のQOLの維持・向上に向けた介護日記法を用いた家族ケアプログラムを開発し、その有効性を検証することが目的である。家族ケアプログラムは文献検討やエキスパートインタビューに基づき、ONDIARY(Online daily Diary)プログラムを開発し、その実現可能性についてはパイロットスタディで検証し、有効性については準実験研究で検証済みである。これらの結果は、既に論文公表し、国際学会へ報告している。 今年度はONDIARYアプリケーションのデモンストレーション版について、昨年度に引き続き、在宅緩和ケアにおける家族介護者を支援する在宅医療における専門職やWeb会社とともに、様々なデジタル媒体での動作性や機能性を確認した。また、日記記載内容におけるコンテンツの妥当性の確認のため、日記記載内容の内容分析に基づく、アプリ内容の見直しと、今後の展開について研究者や在宅医療における専門職、Web会社等とともに検討した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
オンライン介護日記アプリケーションデモンストレーション版について、実用化に向けた試行をするとともに、今後のアプリ展開への検討が実施できたため。
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Strategy for Future Research Activity |
オンライン介護日記アプリの発展に向け、支援者および対象者への実施調査を進め、アプリの完成を目指す。
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Causes of Carryover |
現在、介護日記記載におけるコンテンツの妥当性を確認するために実施している、日記記載内容の分析中であり、次年度、国際誌への投稿及び、国際学会での報告に必要な経費として執行予定である。
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