2021 Fiscal Year Research-status Report
メンタルヘルス支援を目的とした多様性と共生社会について学ぶ教育プログラムの開発
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20K19281
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Research Institution | Okayama Prefectural University |
Principal Investigator |
井上 幸子 岡山県立大学, 保健福祉学部, 准教授 (90747528)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 多様性 |
Outline of Annual Research Achievements |
2つの調査実施計画のうち、1つについては調査を実施しデータを収集できたため分析を行なっている。当初の計画では、外国人の方を対象とした調査において国籍を特定せずに実施することとしていたが、研究協力を得られた対象者が多くなく国籍にも偏りが生じているため、今後追加での調査の実施について検討している。もう一つの調査は現在実施中であり、データ収集中である。計画時に想定していた人数に対して、研究協力が十分に得られていないため、今後も対象者のリクルートおよびデータ収集を継続する。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
実施計画にあげていた研究対象者の確保ができておらず、研究協力依頼の手続きにおいて時間を要しているため。また海外の研究者との共同についてはコロナ禍で国外への渡航可能性が低く大幅に変更する必要があり、さらにこれによって新たな調査の実施も計画しているため。
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Strategy for Future Research Activity |
ひとつの調査においては研究対象者が予定していた対象集団の一部の方のみからデータ収集ができ代表性に劣るため、対象者を拡大させるよう引き続き研究協力を依頼する。現在実施中のもうひとつの調査についても、研究協力依頼の手続きに時間を要しており遅れているが、依頼方法等を工夫しながら協力者の確保に努める。これらのデータが分析でき次第、結果を総合的に分析する。なおこれら2つの調査が計画にそった内容で十分に実施できない場合も想定できるため、対象者を拡大し別のアプローチ方法によって量的な調査を追加で実施することを検討中である。
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Causes of Carryover |
調査が予定より遅れていることと、海外渡航費用を計上していたが渡航計画を中止したため。特に渡航に関する予算は研究計画の変更を行い使用予定であるが、その研究計画においては当該年度中の支出はなかった。
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