2021 Fiscal Year Research-status Report
Does improving limb coordination by assist device lead to re-learning of cyclic movement in stroke?
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20K19426
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Research Institution | Tokyo Kasei University |
Principal Investigator |
平田 恵介 東京家政大学, 健康科学部, 期限付助教 (50862603)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 四肢 / 肢体運動 / 歩行 / サイクリック |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は脳卒中片麻痺者のサイクリック駆動動作において、足関節背屈機能の改善可能性を明らかにすることを目的とし、その特性を利用したリハビリテーション用可搬式エルゴメータデバイスを開発することであった。計画は①リハビリテーション用可搬式エルゴメータデバイスの開発と②リハビリテーション用可搬式エルゴメータデバイスの他動背屈稼働による健常人での効果検証、③片麻痺者での実践を行うことであった。2022年度では、研究協力者とのプロトタイプの作製(①-1)、および健常人での概念実証(②)を完了した。本研究では、アシスト付与直後に、直前までアシストが付与されていたクランク角度において足関節角速度が維持されていることを明らかにした。サイクリック動作はcentral pattern generatorを駆動し、離散運動と異なる制御がなされ、ペダリング動作は歩行と神経基盤を共有する。すなわち、デバイスが多関節協調性により足関節運動を学習するツールであることが推察された。本研究はリハビリテーション用可搬式エルゴメータデバイスを活用した臨床導入のハードルが低いリハビリテーションツールの開発を試み, 脳損傷者の歩行再建に寄与する理学療法の可能性を示している。本実証結果をもとに外注によって、リハビリテーション用可搬式エルゴメータデバイスの作製を進めた(①-2)。2022年度より外注したリハビリテーション用可搬式エルゴメータデバイスの完成を待ち、有疾患者での実証実験(③)に入るため、有疾患対象者の計測環境を提供頂く臨床施設との調整、および倫理審査受審の準備を行なった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
COVID19の影響を受け、有疾患者の実証実験を22年度に回した点を除き、プロトタイプ作製、健常人での概念実証、およびデバイス作製までを完了したため、当初の予定通りの進捗をしている。
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Strategy for Future Research Activity |
感染対策を実施しながら、感染状況と施設利用状況を踏まえて、有疾患者での実証実験を可能な限り行う。
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Causes of Carryover |
予算の大部分を使用する予定の、特注デバイスの発注が年度をまたいだため(22年5月末に支払い予定)。
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