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2022 Fiscal Year Research-status Report

Development of rehabilitation program during neoadjuvant chemotherapy for elderly patients with esophageal cancer

Research Project

Project/Area Number 20K19439
Research InstitutionNagoya University

Principal Investigator

立松 典篤  名古屋大学, 医学系研究科(保健), 助教 (60796770)

Project Period (FY) 2020-04-01 – 2024-03-31
Keywordsskeletal muscle mass / physical activity / elderly cancer patient / exercise / prehabilitation
Outline of Annual Research Achievements

本研究課題は、外科手術を予定している高齢消化器癌患者の術前の骨格筋量および身体機能の維持・改善を目的とした新しいリハビリテーションプログラムを開発することを目指しており、令和3年度より対象を大腸癌や胃癌患者に拡大して、プログラム開発に必要な基礎的データを収集し、解析していた。令和4年度は引き続き、基礎的データの解析を進めつつ、実際のプログラム開発に向けたfeasibility研究の実施に向けた準備を開始した。
基礎的データの解析に関しては、令和4年度は術前の身体活動に着目して解析を進め、術前の低身体活動は術後せん妄の発症や術後の身体機能の回復遅延の予測因子となりうることを明らかにした。これらの知見は新しいリハビリテーションプログラムを開発する上で重要な情報であり、術前の骨格筋量や身体機能を維持・向上させるだけでなく、それらが実際の日常生活における身体活動の維持・向上につながる必要があることを示唆している。
以上のことを踏まえて、令和5年度は実際に開発したプログラムの実施可能性を検証するための小規模なfeasiblitiy研究を行う予定をしている。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

初年度に申請者の所属先が変更になったこと、COVID-19の影響などにより、当初計画していた研究実施内容の見直しが必要となったことにより、全体のスケジュールが遅延している。

Strategy for Future Research Activity

対象を大腸癌や胃癌への拡大したことにより、基礎的データの収集および解析が当初の計画に近い形で行えている。ただし、全体のスケジュールとしては当初予定していた計画からは大幅に遅れているため、1年間の補助事業期間延長申請を行った。この1年はこれまでで得られた成果を少しでも多く論文化することと、開発しているプログラムのfeasibility研究を行うための準備をできる限り前に進める予定である。

Causes of Carryover

参加を予定していた学会がオンライン開催または中止となったことで旅費関連の支出が減少したことと、全体スケジュールが遅延したことに伴い一部の物品の購入が先延ばしとなっていることにより、使用計画が変更となっている。
次年度の使用計画としては、購入が先延ばしとなっている物品を購入すること、当初予定していた国際学会への参加および論文執筆・投稿費用などに関する諸経費として使用していく。

  • Research Products

    (2 results)

All 2022

All Journal Article (1 results) (of which Peer Reviewed: 1 results,  Open Access: 1 results) Presentation (1 results)

  • [Journal Article] Preoperative Low Physical Activity is a Predictor of Postoperative Delirium in Patients with Gastrointestinal Cancer: A Retrospective Study2022

    • Author(s)
      Yanagisawa Takuya、Tatematsu Noriatsu、Horiuchi Mioko、Migitaka Saki、Yasuda Shotaro、Itatsu Keita、Kubota Tomoyuki、Sugiura Hideshi
    • Journal Title

      Asian Pacific Journal of Cancer Prevention

      Volume: 23 Pages: 1753~1759

    • DOI

      10.31557/APJCP.2022.23.5.1753

    • Peer Reviewed / Open Access
  • [Presentation] 術前大腸がん患者における骨格筋異常の有病率と身体機能との関連2022

    • Author(s)
      立松典篤
    • Organizer
      日本がんサポーティブケア学会学術集会

URL: 

Published: 2023-12-25  

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