2022 Fiscal Year Research-status Report
Development of competency scale to be acquired by rehabilitation therapist who support for in a Community-Based Salon.
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20K19457
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Research Institution | Tohto University |
Principal Investigator |
中村 睦美 東都大学, 幕張ヒューマンケア学部, 准教授 (50850632)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 質的研究手法 / 半構造化面接 / 郵送調査 / コンピテンシー尺度 |
Outline of Annual Research Achievements |
当該年度は、昨年度実施した第1研究「通いの場への支援者としてリハ職が習得すべきコンピテンシー項目の選定」について、データ分析を進め、新たな概念を生成し考察を加えた。 本研究の一部は、2022年11月19日~20日に開催された第9回日本予防理学療法学会学術大会にて、演題「通いの場におけるリハビリテーション専門職のコンピテンシーと支援プロセス」について発表した。現在、論文を執筆中である。 また、第2研究「通いの場へ支援するリハ職が習得すべきコンピテンシー尺度の開発」について、倫理審査を受け、承認されたため研究を進めている。第1研究の面接内容の分析から質問項目を選定し、コンピテンシー尺度についての調査票を作成した。通いの場への支援経験者を対象とするため,インターネットで「地域リハビリテーション活動支援事業」,「通いの場への支援」を実施していると掲示されている440施設を選び,リハ職宛てに調査票を郵送し調査を依頼した。対象は,その施設に在籍する実際に通いの場への支援経験のあるリハ職(理学療法士,作業療法士,言語聴覚士)350名程度とする。現在、調査票は回収済みであり、約600名から回答を得た。現在、調査票をデータ入力しており、入力が完了したら速やかにデータを解析する予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
初年度は新型コロナ感染拡大のため、計画通り進めることができなかったが、2年目からは計画どおり研究を進めている。
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Strategy for Future Research Activity |
第1研究「通いの場への支援者としてリハ職が習得すべきコンピテンシー項目の選定」について、現在、論文を執筆中である。 また、第2研究「通いの場へ支援するリハ職が習得すべきコンピテンシー尺度の開発」については、現在、調査票をデータ入力しており、入力が完了したら速やかにデータを解析する予定である。さらに、データをまとめ、学会発表、論文作成を行う予定である。
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Causes of Carryover |
データ解析、論文執筆を実施する予定のため
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