2021 Fiscal Year Annual Research Report
Intra-foot kinematics and kinetics in rigid and flexible flatfoot
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20K19463
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Research Institution | Niigata University of Health and Welfare |
Principal Investigator |
高林 知也 新潟医療福祉大学, リハビリテーション学部, 講師 (00780339)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 扁平足 / ランニング / Rigid / Flexible |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究課題は,「RigidとFlexibleな扁平足における足部内の動きと力学的負荷の解明」である.2021年度は,扁平足を2タイプに分ける前に,正常足と扁平足でランニング中の足部内の動きに違いがあるかを検証し,扁平足は正常足と比較して足部内の動きが過剰であることが明らかになった.この結果は国際誌にも公表した(Differences in rearfoot, midfoot, and forefoot kinematics of normal foot and flatfoot during,Journal Orthopaedic Research,2021).2022年度は実際にランニング中の足部内の力学的負荷を検証した.この解析方法は複雑な解析アルゴリズムであったため,まずは正常足で解析方法の妥当性について検証した.妥当性について確認できたため,この結果を第46回日本足の外科学会学術集会(演題名:ランニング中における前額面上の足関節,ショパール関節,リスフラン関節モーメントの違い)で発表した.現在,扁平足をさらにRigidとFlexibleな扁平足に分類する基準値も作成しているため,RigidとFlexibleな扁平足でランニング中の足部内の動きと力学的負荷を解析している.さらに,RigidとFlexibleな扁平足で足部内の動きや力学的負荷に関与する足部内在筋の活動にもフォーカスし,RigidとFlexibleな扁平足で内在筋エクササイズ(Short foot exercise)の効果が異なることも明らかにした.この研究結果は第8回スポーツ理学療法学会(演題名:扁平足のarch height flexibility がshort foot exercise中の母趾外転筋活動および内側縦アーチ角度に与える影響)で発表し,論文としても投稿している(Journal of Foot & Ankle Surgery).
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