2021 Fiscal Year Research-status Report
在宅認知症高齢者におけるリハビリテーションを含む介護サービス利用の長期的効果検証
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20K19476
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Research Institution | National Cardiovascular Center Research Institute |
Principal Investigator |
村田 峻輔 国立研究開発法人国立循環器病研究センター, 研究所, 特別研究員 (50850377)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 認知症 / リハビリテーション |
Outline of Annual Research Achievements |
今年度は特定の治療や介護サービスを特定するためのコーディングやデータ成型作業を行った。また、介護認定調査から認知機能を測定する方法について妥当性を検証し、学会発表・論文化を行った。介護認定調査時に使用する認定調査票(基本調査)の第3群(認知機能)について因子分析を用いて構成概念妥当性(structural validity)を検証し、クロンバックのα係数を用いて内的整合性(internal consistency)、認知症高齢者自立度との関連を調査して基準関連妥当性(criterion validity)を検証した。結果として各基準を満たした認知機能の測定方法が確立された。各変数の特定方法は確立したが、データ成型は完成していない。今後は妥当性の検証された認知機能スケールを用いて、目的に合わせた解析データセットを作成して分析を進める。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
研究目的に合わせた解析データセット作成のための方策の目途が立ったため。
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Strategy for Future Research Activity |
データ成型・統計解析を推進していく。
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Causes of Carryover |
データ成型や分析について次年度により時間をかける必要が生じたため、計画変更を行い人件費を計上した。また、さらに次年度において時間をかけるため人件費を次年度使用とした。
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