2021 Fiscal Year Research-status Report
背泳ぎスタートパフォーマンス向上のためのフィードバックシステムの構築
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20K19555
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Research Institution | Niigata University of Health and Welfare |
Principal Investigator |
奈良 梨央 新潟医療福祉大学, 健康科学部, 講師 (70708148)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 背泳ぎ / スタート / 股関節 / 膝関節 / フィードバック |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は「どのタイミングで、どのような力を発揮するべきか」ということが課題である。 本研究では、背泳ぎのスタート技術改善を促進するフィードバックシステムを構築し、パフォー マンス向上に寄与することである。 この目的を達成するために、①各関節伸展におけるトルク発揮のタイミングをどのように評価するのか、②スタート動作中のフィードバックシステムをどのように構築できるのかを検討することとした。 予備実験を重ねてはいたものの、2021年度も新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、研究活動の実施上多くの制限があり、十分な実験データを得ることが出来なかった。しかし、文献研究に時間を割くことができたため、実験の実験設定や論文の構成について、再度見直し検討することができた。よって、実験を進める際の参考にしていく予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
2020年度に遅れた実験分と当初予定していた2021年度分の全てを終えることができなかった。新型コロナウィルスに関する対応により、活動が止まってしまったや対象者などを集めることが出来なかったことが主な原因であり、以上のことから「遅れている」と評価する。 さらに、新型コロナウィルスの影響を踏まえ、研究期間の延長も検討していかなければならないと考えている。
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Strategy for Future Research Activity |
現行のシステムを用いながら実験設定をすることや文献研究でまとめた資料を用いることで、実験データの質をさらに向上させていく。
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Causes of Carryover |
次年度に遅れている分の実験が進められる計画を立てているため、機材購入に充てつつも、実験消耗品や人件費でも支出する予定である。 また、他の研究者からアドバイスを得るためにも、ディスカッションへ行ったり、学会に参加する予定である。
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