Development of physiological parameters for assessing athletes condition

2020 Fiscal Year Research-status Report

• Project/Area Number: 20K19574
• Research Institution: Wayo Women's University
• Principal Investigator: 永澤 貴昭 和洋女子大学, 家政学部, 助教 (60707595)
• Project Period (FY): 2020-04-01 – 2022-03-31
• Keywords: スポーツ栄養学 / コンディション / スポーツ栄養アセスメント / 不定愁訴 / アスリート

Outline of Annual Research Achievements

本研究は多種目、多数の大学生競技者を対象に身体組成測定、食事調査、血液検査と不定愁訴などのコンディションに関する多数のアセスメント指標を調査、測定、解析し、スポーツ競技者のコンディションを把握するためのアセスメント指標を確立することを目的とし、スポーツ現場で使用できるアセスメントツールの開発を目指す。
2020年度は、新型コロナウイルス蔓延の影響があり、研究代表者が所属する大学および対象者が所属する大学の規定により、ヒトを対象とした研究を実施することができなかった。そのため、参考文献の収集作業に従事した。特に、アスリートを対象としたスポーツ栄養学に関連するアセスメントを網羅的に収集した。2020年度末には、対象者が所属する大学関係者と感染防止対策、感染対策が必要な調査と測定項目の検討、2021年度のスケジュール、対象者の選定などについて打ち合わせを行い、新型コロナウイルスの感染リスクの高い、唾液を用いた検査を実施しないことにした。血液検査項目については、唾液で測定する予定であった免疫に関する項目を追加する予定である。その他の調査・測定項目については、当初の予定から、大幅な変更は行わないこととした。
一方、被検者については、多種目の競技を行う大学生競技者に対して各種の調査および測定を実施する予定であったが、新型コロナウイルス感染拡大の可能性を考慮して、競技種目を1種目に限定することとした。

Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

2020年度は、新型コロナウイルス蔓延の影響があり、研究代表者が所属する大学および対象者が所属する大学の規定により、ヒトを対象とした研究を実施することができなかった。

Strategy for Future Research Activity

2021年度は、対象とする競技を選定し、新型コロナウイルスの感染リスクをできる限り下げた状態で調査および測定を実施する。被検者については、多種目の競技を行う大学生競技者に対して各種の調査および測定を実施する予定であったが、新型コロナウイルス感染拡大の可能性を考慮して、競技種目を1種目に限定することとした。競技種目が限定されたことにより、被検者数が減少するため、調査・測定については、2021年度内に2～3回実施する縦断的な研究へ変更する予定である。

Causes of Carryover

新型コロナウィルス感染拡大の影響を受けて、2020年度に調査・測定を実施することができなかった。そのため、2020年度内に使用する予定であった費用を2021年度に活用する予定である。