2020 Fiscal Year Research-status Report
全身の関節間協調の観点からみた片脚立位姿勢制御メカニズム
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20K19601
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Research Institution | Tokyo University of Science, Yamaguchi |
Principal Investigator |
大庭 尚子 山陽小野田市立山口東京理科大学, 共通教育センター, 講師 (70762037)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 立位姿勢制御 / 片脚立位 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では片脚立位姿勢を達成する制御メカニズムについて全身の関節間協調の観点から解明することを目的としている。初年度である2020年度は、片脚立位姿勢保持課題において姿勢制御に大きく貢献している主要な関節および筋(群)を特定し、両脚立位姿勢制御との差異を明らかにする予定であった。 しかしながら新型コロナウイルス感染症の拡大により、研究以外の業務にエフォートが必要になり研究機材の増設が遅れたこと、また、研究参加者を所属機関構内に招いて実験を実施することが困難であったことから、データの収集に至らず年度が終了した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
新型コロナウイルス感染症の予防対策から、研究以外の業務に大きなエフォートが必要になったことと、研究対象者に所属機関構内に入構にしてもらうことが困難であったことが大きな原因である。
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Strategy for Future Research Activity |
データの収集はできなかったものの、実験機材の増設を完了しデータを収集する準備は整ったため、今後は感染症予防の対策を講じた上で、データを収集・分析し研究を進める予定である。
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Causes of Carryover |
次年度使用額が生じた理由は、研究参加者への謝金、情報収集のための学会への参加費、実験で使用する消耗品等の物品費が未使用となったためである。今後の使用計画としては、次年度の請求分とあわせて、謝金、学会参加費、および消耗品費として使用する予定である。
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