2022 Fiscal Year Research-status Report
Classroom environment that facilitate children's communication: an intervention study using a standing desk
Project/Area Number |
20K19609
|
Research Institution | Nippon Sport Science University |
Principal Investigator |
城所 哲宏 日本体育大学, 体育研究所, 助教 (30806641)
|
Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
|
Keywords | 座位活動 / 子ども / 立位 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、小学生におけるスタンディングデスクの導入が学習効率に及ぼす影響について明らかにすることを目的とする。具体的には、地域に在住する児童を対象に、1)座位姿勢、もしくは2)立位姿勢のいずれかで記憶課題に従事してもらい、両群における記憶課題を比較する。このことにより、立位で作業することが学習効率に与える影響について明らかにする。本研究課題における研究が実施されることにより、児童の学習効率を促進する新たな手法として、立位作業の有効性が明らかになることが期待できる。さらに、今後、学校現場における立位作業の普及に向け、貴重なエビデンスを蓄積できる。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
新型コロナ感染症の拡大により、学校現場におけるスタンディングデスクの介入研究が数年実施することができなかった。そのため、研究方法を変更せざるを得ない状況に陥り、研究の進捗に影響があった。しかしながら、昨年度(2022年度)は、近隣に在住する子どもを対象とした実験を実施することができ、立位作業に関するデータを収集することができ、当初予定より遅れてはいるものの、研究を進めることはできている。
|
Strategy for Future Research Activity |
昨年度に実施した実験により、本研究課題に関するデータを収集することはできた。今年度は、データ解析や論文執筆に専念することにより、研究成果の公表に努めていきたい。
|
Causes of Carryover |
新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、研究計画を大幅に変更せざるを得ない状況に陥り、研究の進捗に遅れが生じた。これに伴い、研究費使用にも変更が生じ、次年度に持ち越すこととなった。今年度は、得られたデータの解析および研究成果発表に関する研究費使用をする予定である。
|