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2020 Fiscal Year Research-status Report

小学校体育科の体つくり運動領域における幼小連携研修プログラムの開発

Research Project

Project/Area Number 20K19616
Research InstitutionNara University of Education

Principal Investigator

宮尾 夏姫  奈良教育大学, 保健体育講座, 特任准教授 (00715120)

Project Period (FY) 2020-04-01 – 2024-03-31
Keywords小学校体育科 / 体つくり運動 / 幼小連携
Outline of Annual Research Achievements

本研究の目的は,小学校体育授業における幼児教育との接続を踏まえた系統的な指導実現に向けた幼小連携研修プログラムを開発することである。とりわけ体育授業を苦手とする教師の体育授業を支援するために,1,体つくり運動領域の指導支援資料を作成し,2,指導支援資料の活用を位置づけた研修プログラムのプロトタイプを開発する。提案する研修プログラムは,研究代表者が開発した体育授業に関する知識構成を促す校内研修プログラムを基盤に,教師の幼児教育から小学校教育の内容に関する知識獲得を可能とするものである。
初年度である本年度は,課題1幼児教育との接続を踏まえた体つくり運動の指導資料の開発について,(1)小学校体育科における体つくり運動授業実践の現状に関する検討を小学校教師に対するインタビュー調査並びに質問紙調査から行う予定であった。しかしながら,新型コロナウイルス感染症の影響を受け,予定していた調査を実施することは困難であった。そのため,文献調査に切り替えて体つくり運動に関するこれまでの実践の整理を行った。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

新型コロナウイルス感染症の影響を受け,予定していた調査を実施することは困難であったため。

Strategy for Future Research Activity

初年度は,当初予定していた研究を実施することが困難であったため,調査が実施できていない。令和3年度については,web会議システム等を活用し,小学校教師に対するインタビュー調査を実施し,その内容を踏まえた質問紙の作成及び予備調査を行い,小学校体育科における体つくり運動授業実践の現状に関する検討をすすめる予定である。

Causes of Carryover

新型コロナウイルス感染症の影響により,学会参加を含む研究活動を遂行することが困難であった。また,調査等の断念により物品購入についても一部に留まった。2年度目については,当初初年度に予定していた調査等を実施予定である。web会議システムを用いたインタビューについては,時間等の制約がかからないツールを用いて行い,そのためのPC・webカメラ・マイク等の整備は調査対象者側及び調査実施者の双方に必要となる(30万円程度)。また,web会議システムのライセンス契約も必要になると考える。本調査に関わり,それらの調査対象者への謝金や分析実施者への謝金等が発生する予定である。
その一方で,2年度目についても参加予定であった国際会議を含む学会等はオンラインでの開催になっているものが多い。そのため,旅費等については執行に変更が生じると予想できる。当初予定していた学会旅費等については,次年度以降に繰り越す可能性があると考える。

  • Research Products

    (1 results)

All 2021

All Journal Article (1 results) (of which Peer Reviewed: 1 results,  Open Access: 1 results)

  • [Journal Article] 小学校高学年の体つくり運動領域における知識及び運動の指導が児童の課題解決に与える効果の検討 -第 5 学年の持久走単元を対象として-2021

    • Author(s)
      宮尾夏姫,大友智,吉井健人,深田直宏,築田尚晃
    • Journal Title

      体操研究

      Volume: 15 Pages: 50-65

    • Peer Reviewed / Open Access

URL: 

Published: 2021-12-27  

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