2023 Fiscal Year Research-status Report
心理的ストレスとエネルギーバランスの正負の関連及び内的・外的要因の寄与の解明
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20K19662
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Research Institution | Sagami Women's University |
Principal Investigator |
吉田 明日美 相模女子大学, 栄養科学部, 講師 (80734954)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 食事調査 / 身体活動量 / 安静時代謝量 / 身体組成 / ストレス指標 / 加速度計 |
Outline of Annual Research Achievements |
心理的ストレスとエネルギーバランスとは密接に関連し、高ストレス状態であることがエネルギーバランスの正あるいは負の状態を引き起こす一因であること、食事内容が心理的ストレスに影響することが報告されている。本研究では、心理的ストレスがエネルギーバランスの正負を分ける要因を、食事内容や生活習慣等の寄与の点から定量的に明らかにすることを目的とした。 R5(2023)年度は、昨年度までに収集したデータの解析に注力し、心理的ストレスとエネルギーバランスとの関連に関する一定の成果を得た。具体的には、心理状態と身体活動量との関連について、中高強度の身体活動量の多い者はよりポジティブな心理状態であったことを明らかにした。 本研究の成果は、心理的ストレス状態はエネルギーバランスの改善、適正体重の獲得・維持のための、食事や生活習慣に対する具体的な方策の提案に貢献し、国民の健康維持に資すると期待できる。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
前年度に追加調査を行った分を含めたデータ解析を行い、一定の成果を得ることが出来た。一方、R5年度中にデータ解析の完了を目指したが、慎重に解釈を進めた結果、多大な時間を要したため、当初の計画に達しなかった。
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Strategy for Future Research Activity |
補助事業期間の再延長を申請し、承認されたため、延長した1年間に、データ解析の完了を目指すことに加えて、学会発表および論文執筆準備を行うことで、研究成果を社会へ発信し、補助事業の目的をより精緻に達成することを目指す。
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Causes of Carryover |
R5年度はデータ解析を進めることが出来たが、当初の計画には至らなかったため、次年度使用額が生じた。延長した1年間に、データ解析の完了を目指すことに加えて、学会発表および論文執筆準備を進める計画であり、当該助成金はこれらに関わる経費として使用予定である。
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Research Products
(1 results)