• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

2020 Fiscal Year Research-status Report

情報通信技術を用いた遠隔栄養指導有用性の検討

Research Project

Project/Area Number 20K19697
Research InstitutionFukuoka University

Principal Investigator

高田 耕平  福岡大学, 医学部, 助教 (50765279)

Project Period (FY) 2020-04-01 – 2024-03-31
Keywords遠隔栄養指導 / 生活習慣 / メタボリックシンドローム
Outline of Annual Research Achievements

動脈硬化性心疾患と生活習慣の関連性は確立されている一方で、臨床の現場では患者側の生活習慣病に対する理解が乏しい上に、食事療法の重要性が十分に理解されていないことが多い。それ故に栄養指導施行後の実践・維持が困難であるが、昨今発展してきた情報通信技術を用いたより効率的な介入効果が報告され、注目を集めている。我々は過去に報告されたウェブカメラを用いた遠隔栄養指導に注目し、本研究を計画した。本研究の申請当初はいわゆるpre-COVID-19であり、現状のようなテレワークスタイルも普及はしていなかったが、新型コロナウイルス感染症の影響で社会の構造変化が進み、以前よりもウェブカメラを用いたアプローチはより受け入れやすい状況となっており、社会のニーズにより合った研究と思われる。
計画当初我々は、摂取エネルギーの把握を厚生労働省と農林水産省により2005年に策定された食事バランスガイド遵守スコア等を用いて行うことを計画していたが、同ガイドに収載されている料理数が限られていることから、本研究で同スコアのみで評価することは不十分と判断した。
そこでWearable Technologyを用いた摂取カロリー把握の可能性に着目し、新たなデバイスを評価するためのパイロット試験を現在行っている。まず新たなデバイスによる摂取カロリー評価の正確性を立証し、当初計画していた遠隔栄養指導に取り込んでいくことを今後計画している。なお遠隔栄養指導のおけるオンラインチュートリアルの内容などに関しては管理栄養士と協議し作成済であり、次のステップへの準備も確実に進んでいる。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

当初計画していた食事バランスガイドの遵守スコアが我々の研究では一部不十分なことが判明し、検証研究が必要となったため、若干の研究遅滞が生じた。

Strategy for Future Research Activity

現在進行中の検証研究を迅速に行い、当初予定していた遠隔栄養指導研究を遂行していく。

Causes of Carryover

当初予定していた研究の前にWearable Technologyを用いた立証研究が必要となり、その計画などで研究遅滞が生じたため、次年度使用額が生じた。

URL: 

Published: 2021-12-27  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi