2021 Fiscal Year Research-status Report
機械学習を用いたCKD未病状態における新規病型分類と治療効果
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20K19707
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Research Institution | Kanazawa University |
Principal Investigator |
遠山 直志 金沢大学, 附属病院, 特任准教授 (50624871)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 腎臓病 / 機械学習 |
Outline of Annual Research Achievements |
金沢市の一般住民検診のデータの最新版を用いた解析を行った。年齢を40,50,60,70,80歳台に層別化して、年齢によるリスク因子と慢性腎臓病(CKD)との関連について検討した。既存のリスク因子において、血圧など年齢によってCKDとの関連が大きく異なるもの、あるいは貧血など年齢によって関連が変わらないものが存在することを示し、昨年度、査読付き論文にて報告した (Toyama T, Kitagawa K, Oshima M, Kitajima S, Hara A, Iwata Y, Sakai N, Shimizu M, Hashiba A, Furuichi K, Wada T. Age differences in the relationships between risk factors and loss of kidney function: a general population cohort study. BMC Nephrol. 2020 Nov 13;21(1):477. doi: 10.1186/s12882- 020-02121-z. PMID: 33187480; PMCID: PMC7664087)。追加した解析を糖尿病を対象にして行い、論文を投稿中である。現在、一般住民検診のデータを活用し、機械学習を用いてリスク評価を行う解析を進めている。追加解析を行っており、学会、論文などで発表予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
データクリーニングが終了し、既存のリスク因子と腎予後との関連の検討が進んでいる。
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Strategy for Future Research Activity |
治療に関する関連についても今後検討を進めていく。
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Causes of Carryover |
学会に出席する予定の出張費が予定より少なくなったため、次年度使用額が生じた。研究成果がでており、学会での発表を次年度以降行っていく。
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Research Products
(1 results)