2020 Fiscal Year Research-status Report
発育期審美系女子スポーツ選手における骨量増加と食事パターンの関連
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20K19728
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Research Institution | Osaka Shoin Women's University |
Principal Investigator |
角谷 雄哉 大阪樟蔭女子大学, 健康栄養学部, 講師 (00815863)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 食事パターン / 女性スポーツ選手 / 骨量 / 疲労骨折 / 主食・主菜・副菜 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、発育期審美系女子スポーツ選手を対象に、骨量の増加に関連する食事パターンを明らかにすることを目的としている。 2020年度は、発育期審美系女子スポーツ選手において、①望ましい栄養素摂取と関連する食事パターンを明らかにするための食事調査を実施し、②骨量増加を評価するためのベースラインデータの収集を行った。 ①の調査の対象は、中学校および高等学校の審美系スポーツの部活動(新体操、ダンス、バトントワリング、ポンポンチアリーディング)である。全216名に調査用紙を配布し、208名より回答を得た。得られた回答から栄養素および食品摂取量を推定した。現在、得られた摂取量に基づき、食事スコアを算出し望ましい栄養素摂取との関連を検討している。また、2019年に日本人を対象に妥当性が報告されたことから、食事パターンの評価に用いる食事スコアとしてNutrient-Rich Food Index 9.3 (NRF9.3)を追加することとした。 ②の骨量増加評価のためのベースライン調査は、2020年度中に実施する計画であったが、新型コロナ感染症の拡大により、対面での測定が実施できなかった。しかし、本研究の対象者の大半は、2019年度7月に本研究計画と全く同じプロトコールにて骨量測定および食事調査などを実施している。そのため、2019年7月測定のデータを収集しベースラインのデータとして用いることとした。 今後は、2019年7月測定への参加者を対象に、2021年度中に感染状況を見ながら、フォローアップの調査測定を実施する。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
新型コロナ感染症拡大による緊急事態宣言発出などにより、対象である高校・中学校や対象部活動が休校や活動停止が相次ぎ、計画通りの調査・測定が実施できなかった。
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Strategy for Future Research Activity |
感染状況の変化により、調査実施が予定通り実施できない可能性があることから、時期を固定せず感染状況に注意し、調査実施できる時期を柔軟に見極める。 本研究の調査項目には、対象者と調査実施者が濃厚接触となるものは無く、全てマスクを着用したままの実施が可能である。そのため、会場の換気などの感染対策を徹底し、2021年度に計画している調査を順次実施する。
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