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2023 Fiscal Year Research-status Report

新商品開発のためのテキストマイニングを用いた「ニーズ定義」支援手法の明確化

Research Project

Project/Area Number 20K20117
Research InstitutionKyoto Institute of Technology

Principal Investigator

畔柳 加奈子  京都工芸繊維大学, デザイン・建築学系, 助教 (10706550)

Project Period (FY) 2021-02-01 – 2025-03-31
Keywordsテキストマイニング / ニーズ定義 / デザイン方法論
Outline of Annual Research Achievements

平常時と被災時の両方の状況での使用を想定した木造のユニット開発を題材にテキストマイニングを用いた分析と、KJ法をベースにした構造化を行い、ニーズの抽出を行った。これに基づくアイデアのプロトタイプ検証を実施することで、ニーズ抽出の妥当性を確認した。2023年度は日常時の利用アイデアに関する検証実験として簡易茶室の設営と活用を行い、効果を確認した。これらの活動の報告として、京都市左京区まちづくり交流会2024にて成果を発表。京都新聞に掲載された。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

これまでのフィールドワークで得られていた調査データを活用することと、並行するプロジェクトと関連づけることで進捗の遅れを取り戻した。
国内における地震と水害での避難生活に関連するインタビューリサーチで得られた発話を対象に、テキストマイニングを用いた分析と、KJ法をベースにした構造化を行い、ニーズを分析することができた。潜在的なニーズとして抽出された項目から、日常と被災時の両方で活用できることをコンセプトに、木造ユニットのデザインに関する複数のアイデアについてプロトタイピングを行った。

Strategy for Future Research Activity

研究の成果について日本デザイン学会第71回研究発表大会(2024年6月)にて口頭発表を行う。
平常時の使用アイデアについては検証ができたが、被災時の使用アイデアについては未完である。今後は材木業者と協業してプロトタイプの改良を行い、被災地あるいはそれに近い状況での組み立てや使用に関する検証を行うことで、テキストマイニングを用いたニーズ抽出の妥当性について確認したい。検証が完了できた場合には日本デザイン学会作品集への投稿を目指す。

Causes of Carryover

他の研究と関連づけて推進したため未使用額が生じました。次年度は研究成果の学会発表に関する費用及び旅費、投稿費用、分析プロセスに関する有識者評価のための旅費等に使用予定です。

URL: 

Published: 2024-12-25  

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