2020 Fiscal Year Research-status Report
EOB-MR画像における肝結節性病変の診断支援の実用化
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20K20215
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
竹永 智美 東京大学, 医学部附属病院, 特任研究員 (80779786)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | CADe / CADx / Gd-EOB-DTPA / MRI / FC-ResNet |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究はEOB-MR画像における肝結節性病変の自動検出・鑑別・読影レポート作成システムの開発を行い,実用化を目指す.当該年度の研究実績は以下の通りである. (A)multichannel 3D FC-ResNetにより肝結節性病変の検出と鑑別を同時に行う手法を開発した. (B)収集済みデータベースに含まれるhemangiomaの総数は12個のみと不十分であったため,hemangiomaを含む60症例を追加収集し,色塗り画像の作成を行った.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
研究実績の概要(A)については,現在論文投稿中であり,研究実績の概要(B)についてはデータベースの収集はほぼ完了しているため,今後滞りなく検出/分類精度改善に取り組める状況にある.
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Strategy for Future Research Activity |
今後の推進方策は下記2項目である. (A)EOB-MR画像における肝結節性病変の自動検出/分類システムの精度向上:拡充したデータベースを用いた再学習,小領域の抽出に対応したloss関数の適用,マルチスケールに対応したネットワークの検討 (B)肝結節性病変のためのEOB-MRI検査における読影レポート作成支援システムの開発:rule-basedな手法による肝亜区域推定法の構築,肝結節性病変の自動検出/分類システムにより抽出した病変の亜区域の同定
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Causes of Carryover |
時勢により国際会議への出席が叶わなかったため.
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