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2022 Fiscal Year Research-status Report

ICTとAIプログラムから創造される地域環境知による乾燥地の節水灌漑技術の開発

Research Project

Project/Area Number 20K20576
Research InstitutionEhime University

Principal Investigator

久米 崇  愛媛大学, 農学研究科, 准教授 (80390714)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 時田 恵一郎  名古屋大学, 情報学研究科, 教授 (00263195)
清水 克之  鳥取大学, 農学部, 教授 (10414476)
松田 浩敬  東京農業大学, 農学部, 教授 (50451901)
福永 真弓  東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 准教授 (70509207)
Project Period (FY) 2020-07-30 – 2024-03-31
Keywords地域環境知 / 節水灌漑 / 乾燥地 / ICT / AI
Outline of Annual Research Achievements

研究3年目の2022年度は、夏以降に新型コロナウィルスの感染縮小により、現地への渡航が再開され、一部研究を進めることができた。研究は、現地における作物栽培の記録をSNS上で共有するための仕組みづくりを始めることで、地域環境知の元となる情報の収集を開始することができた。
テーマ1については、調査圃場の決定と農家への聞き取り調査を行うことができた。また、地域環境知の元となるデータを収集する対象となる篤農家に携帯電話を貸与することで、日々の活動をSNS上で共有することができるようになった。
テーマ2については、ICTによる地域環境知の発掘・収集に関する基礎的な事項について検討を行った。
テーマ3については、インターネット上にある基礎データの収集を行った。タブレットを用いたアンケート調査の可能性について検討を行い、一部、試験的に実施を行った。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

夏以降、新型コロナウィルスの感染規模縮小を受け、現地への渡航が可能になったものの、これまでの研究開始の遅れを取り戻すことはできていない。その理由は、研究分担者のスケジュールがコロナによって通常業務に大幅な変更を余儀なくされ、本研究課題における役割分担を十分に行うための時間がとれなかったことによる。

Strategy for Future Research Activity

2023年度は、海外渡航に関する制限が解除されるので、トルコ側の共同研究者と連絡を密に取りながら研究を進めていく予定である。特に、現地への渡航を重点的に行い、現地観測およびインタビューその他データの収集を行っていく予定である。

Causes of Carryover

2023年度は、これまで未設置であった土壌水分計および気象観測機器等の現地観測用機器の購入を行う。また、海外渡航を行い、これらの観測機器を現地圃場に設置する。また、計算に必要なワークステーションの部品の購入を行い、データが蓄積次第、計算を行うこととする。

URL: 

Published: 2023-12-25  

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