2021 Fiscal Year Research-status Report
多様な職場の談話コーパス構築と談話研究に基づいた共修ワークショップの提案・実施
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20K20708
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Research Institution | Ryukoku University |
Principal Investigator |
村田 和代 龍谷大学, 政策学部, 教授 (50340500)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
吉田 悦子 三重大学, 人文学部, 教授 (00240276)
大平 幸 立命館アジア太平洋大学, 言語教育センター, 講師 (80776831)
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Project Period (FY) |
2020-07-30 – 2023-03-31
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Keywords | 職場談話 / 社会言語学 / 談話分析 / エスノグラフィー |
Outline of Annual Research Achievements |
2021年度は2か月に1度プロジェクトメンバーで進捗を確認しながら進めた。前期にフィールドワーク先を開拓し、フィールドワーク先(企業)のスタッフへのインタビューや企業のオンラインミーティングの収録をさせていただいた。加えて、先方にインターンシップに行っていただく学生の募集と選考を行った。夏季休暇中に1名、秋に1名、フィールドワーク先企業にインターンシップ生として実際に働いていただき、すべてのコミュニケーションを収録した。並行して、現場のエスノグラフィーや、インターン生や関係者への聞き取り調査も行った。秋以降に、収録した動画・音声データやエスノグラフィーで得た情報、関係者へのインタビューで得た情報を整理し、分析を始めた。年度末には、考察結果(途中段階)を、フィールドワーク先にフィードバックする研究会を開催した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
2021年度は、コロナ禍の中、フィールドワークや調査の方法をオンラインも取り入れ工夫しながらデータ収集を行った。
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Strategy for Future Research Activity |
2022年度は、2021年度に収録・整理した動画・音声動画のさらなる分析を行う。加えて、本研究の目的の一つである、考察結果に基づいた、雇用者(受け入れ側)と被雇用者がともに学べるようなワークショップや、雇用者(受け入れ側)が利用できるチェックリストのデザインにも取り組む。さらに、国内外の学会等での研究成果の発表も予定している。
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Causes of Carryover |
予定していた海外出張が2021年度も実施できなかったため。2022年度に実施可能か調整する予定である。
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Research Products
(8 results)