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2020 Fiscal Year Research-status Report

談合に関する社会実験

Research Project

Project/Area Number 20K20772
Research InstitutionKindai University

Principal Investigator

中林 純  近畿大学, 経済学部, 准教授 (30565792)

Project Period (FY) 2020-07-30 – 2023-03-31
Keywordsランダム化比較試験 / 入札談合
Outline of Annual Research Achievements

総合評価方式の入札データを用いて、談合に特徴的な入札パターンの抽出を検討した。また、当該入札パターンと同様の入札パターンとなっている企業300社程度を抽出した。なお予備的分析では、300社程度の建設業者が、過去の談合と類似した入札のパターンをしていることがわかっていたが、本分析により、そのサンプルとなる300企業の特定を完了した。本分析を行うことにより、その予備的分析の結果を実際に確認した。また、分析に必要なデータとして、追加的に入札データの収集(情報公開請求)を行う準備をした。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

計画どおり進捗している。海外研究協力者の川合先生とはオンラインミーティングを通じて研究の方向性及び手順について、相互確認を行っている。特に、政策効果を測る指標としてのアウトカム変数に何を使用するのかについて、議論を進めた。コロナ禍により、予定していた国内、海外出張ができなくなったことにより、分析の結果の発表を行うことで同分野の研究者からのフィードバックを得るという作業はできていない。

Strategy for Future Research Activity

データ収集と分析を進める。具体的にはサンプル企業のアンケート調査がどのように入札行動に影響をあたえたか、その効果を測定する。コロナ禍により、予定していた国内、海外出張ができなくなったことから、同分野の研究者からのフィードバックを得るという作業に遅延が生じることが予想される。

Causes of Carryover

コロナ禍により、国内及び海外出張がかなわなかったことと、データ収集の人材雇用が進まなかったことによる。

URL: 

Published: 2021-12-27   Modified: 2022-05-11  

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