2020 Fiscal Year Research-status Report
Development of sensory-friendly initiatives that contribute to the social participation of children with developmental disabilities and their families
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20K20780
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Research Institution | Tokyo Metropolitan University |
Principal Investigator |
伊藤 祐子 東京都立大学, 人間健康科学研究科, 准教授 (60289973)
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Project Period (FY) |
2020-07-30 – 2023-03-31
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Keywords | 発達障害児 / 家族 / センサリーフレンドリー / 社会参加 / 環境 / 作業療法 |
Outline of Annual Research Achievements |
内定交付された8月中旬以降、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い大学業務が急増し、想定していた研究計画の遂行が非常に困難であった。本来であれば、センサリーフレンドリーに関する国内施設への調査実施予定であったが、2021年度へ持ち越すこととした。 一方で、情報収集としては国内企業、地域の連携により取り組まれたセンサリーフレンドリーショッピングモールについての情報収集、VR映像を用いた感覚情報処理の問題がある子どもたちの生活の理解を促す取り組み、センサリールームを設置したスタジアムにおけるサッカー観戦の取り組みについて、関係者からの話を聞く機会を持った。また、海外の取り組みとしては、the 2020 Cultural Accessibility Conferenceに参加し、Senseory Friendly Experiences in the Virtual Worldについてのほか、芸術や就労におけるセンサリーフレンドリーな環境づくりについても情報を収集した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
2020年度内定交付以降の国内状況を反映して、大学業務が急増し、研究環境を作ることができなかったことによる。
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Strategy for Future Research Activity |
2021年度は、まず、国内の現状およびニーズ把握に向け調査を実施し、成果を学会等で報告する。
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Causes of Carryover |
内定交付時期以降に、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、予想できない事態に陥り、研究そのものをほとんど進めることができない状況であったため、次年度使用額が生じた。 2021年度は、調査を実施するため、調査用のプラットフォームの作成や可能であれば学会参加、センサリーフレンドリーな取り組みを行っている国への視察のため、研究費の執行を予定する。
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