2021 Fiscal Year Research-status Report
Project/Area Number |
20K21350
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Research Institution | Toyohashi University of Technology |
Principal Investigator |
高山 弘太郎 豊橋技術科学大学, 工学研究科, 教授 (40380266)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
八丈野 孝 愛媛大学, 農学研究科, 准教授 (10404063)
藤内 直道 愛媛大学, 農学研究科, 助教 (90791210)
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Project Period (FY) |
2020-07-30 – 2023-03-31
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Keywords | 画像計測 / 画像解析 / ディープラーニング / 環境工学 / 施設園芸 / 病害リスク検知 |
Outline of Annual Research Achievements |
植物工場やビニルハウス等の施設生産おける作物周年栽培では,湿度管理と連動して生じるカビ(うどんこ病菌等)への対応が喫緊の課題となっている。本研究 では,浮遊胞子トラップツールで捕集したカビ胞子の顕微画像をオンサイトかつリアルタイムにAI技術(ディープラーニング)を用いて解析し,カビ被害が拡大 する前の超初期段階でカビ発生アラームを鳴らすカビリスク診断システムを開発することを目的としている。 本年度は,浮遊胞子トラップツールの開発,カビ胞子顕微画像を対象としたディープラーニングによる胞子の物体検知・カウント技術の開発に向け,(1)施設 園芸作物の生育状況調査,(2)生育状態のディープラーニング技術を活用した数値評価に関する技術開発を実施した。(1)では,つり下げ型植物生体画像情報計測ロボットを活用した日次の生育状態把握を行った。(2)では,イチゴを対象としてディープラーニングにより生育バランスを評価するシステムを開発した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
具体的な研究開発内容は,(1)つり下げ型植物生体画像情報計測ロボットを活用した日次の生育状態把握,(2)イチゴを対象としてディープラーニングにより生育バランスを評価するシステムを開発した。ただし,コロナ禍の影響を受けて生産現場での実証試験が滞っており,有意性を示す十分なデータを得るに至っていない。
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Strategy for Future Research Activity |
新型コロナウイルス感染症対策がある程度の緩和方向が示されており,それに伴って,商業的施設生産現場への出張が可能になると想定される。生産現場における実証試験を実施することで,本技術の有意性を示す十分なデータ取得が可能になると考えている。
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Causes of Carryover |
コロナ禍による現地計測・実証の停滞。
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Research Products
(4 results)