2022 Fiscal Year Annual Research Report
医療的ケア児の医療物資をiPadで画像認識しIoTで管理する災害備蓄アプリの開発
Project/Area Number |
20K21734
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Research Institution | Kanazawa Medical University |
Principal Investigator |
中井 寿雄 金沢医科大学, 看護学部, 准教授 (10708986)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
板谷 智也 金沢大学, 保健学系, 助教 (10765192)
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Project Period (FY) |
2020-07-30 – 2023-03-31
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Keywords | 災害看護 |
Outline of Annual Research Achievements |
医療的ケア児・者が自分の情報をスマホのアプリ(K-DiPS Solo)に入力しておき、災害時に自己判断で開示することができるスマホアプリを開発している。高知県や長野県の医療的ケア児の家族会のメンバー、精神障害者グループホームへの入所者に試用していただき、意見を聴取し2022年4月にバイタルサインや検査結果を入力できる機能を実装したバージョンをリリースした。2022年度にこれまでの開発成果を、International Journal of Environmental Research and Public Healthで報告した。論文のタイトルは、Application Software That Can Prepare for Disasters Based on Patient-Participatory Evidence: K-DiPS: A Verification Reportである。アプリ開発のための基礎調査、文献検索のプロセスで、オープンデータを用いて、保育施設の津波からの避難について評価を行いChallengesで報告した。論文のタイトルは、Childcare center evacuation to vertical shelters in a Nankai Trough tsunami: models to predict and mitigate riskである。 2023年3月、高知県訪問看護連絡協議会とK-DiPS の活用について競技し、追加機能として、事業所の事業継続計画(BCP)を立案できるウェブアプリの開発に着手した。2023年度前半にプロトタイプが完成予定である。
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Research Products
(7 results)