2023 Fiscal Year Research-status Report
Compact omnidirectional lensless camera by sparse image sensors and compressive sensing
Project/Area Number |
20K21808
|
Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
中村 友哉 大阪大学, 産業科学研究所, 准教授 (70756709)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
笹川 清隆 奈良先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 准教授 (50392725)
|
Project Period (FY) |
2020-07-30 – 2025-03-31
|
Keywords | コンピュテーショナルイメージング |
Outline of Annual Research Achievements |
広視野レンズレスカメラの実現のための,符号化開口化撮像素子の試作を検証を引き続き進めている.前年度の符号化開口化イメージセンサチップを用いたレンズレスイメージングの実証実験及び性能解析をさらに進め,成果を国内研究会に発表し,さらに国際会議に論文投稿した.また,これまでは信号読み出しができないチップを使用した実験を進めていたが,実際の信号読み出しが可能な符号化開口化チップの設計及び試作に再度取り組み,チップ実装及び性能評価を進めている.
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
チップデバイスの試作が遅延したこと,設計不良のためデバイスからの信号の読み出しがうまく行かなかったことから,研究全体のスケジュールが依然としてやや遅れている.一方で,その後工程であるチップ開口化加工やイメージング応用については前年度からさらに進展している.
|
Strategy for Future Research Activity |
引き続き,チップの設計及び実装,それに基づく提案イメージングシステムの実証を進める.また,提案システムについて実機構築に基づく基礎データが得られ次第,成果の外部発表を行う.
|
Causes of Carryover |
チップデバイス試作工程が遅れているため,その後の研究工程で必要となる予算が残っている.
|