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2020 Fiscal Year Research-status Report

美術解剖学における解剖図譜製作メソッドの研究

Research Project

Project/Area Number 20K21925
Research InstitutionTokyo National University of Fine Arts and Music

Principal Investigator

小山 晋平  東京藝術大学, 美術学部, 講師 (40884242)

Project Period (FY) 2020-09-11 – 2022-03-31
Keywords美術解剖学
Outline of Annual Research Achievements

解剖図を制作する上で、どういった表現方法が適しているか、目的によって異なる。このための表現方法の研究を行なっている。同時に美術解剖図を制作する鳥類の種についての選定を行なっている。
また重要な参考となる、鳥類以外の動物の美術解剖図については、実際の解剖を行い、図との比較検証をすることで、得られた知見を鳥類の図の制作に役立てることを試みている。図と解剖の逆行的な比較は、図の制作手法をさまざまな種に応用する際にも有用である。
解剖図を制作する種の選定を決めかねている状態なので、さまざまな鳥類の解剖と、下図制作、写真撮影を進めている。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

解剖図を制作する対象の選定において、実際の鳥を観察するといった現地での調査が行えていない。
現在流行しているコロナの沈静化を見込んで調査を保留していたが、落ち着く見込みの立たないままなので方法の転換、順を変更して研究を進める必要がある。採択後の緊急事態宣言によって解剖する機会が損失されていた時期があり、遅れている。海外からの資料の調達が進んでいない。

Strategy for Future Research Activity

現状海外での資料の調達、現地での調査に行くことを想定できない状況下なので、国内での調査と、実際の物資料の調査が望ましいがオンラインでの調査に重点を置く。肉眼解剖以外での解剖図制作に資する技術を取り入れることも視野に入れる。三次元立体での撮影やCT撮影画像を使用した解剖図制作など。
当初発表の場と想定していた日本美術解剖学会が、コロナの影響で大会が行われなかったため、新たな発表の場を模索している。オンライン上に成果をまとめた場所を作成するのが現状最も有力な候補である。

Causes of Carryover

コロナの影響で、国内外での資料収集、現地調査が遂行できず、制作に至っていない。そのため、解剖図制作用のタブレット端末を未購入、また謝礼を予定していた会合ができなかったため次年度へ繰り越す事とした。
次年度に、残りの機材を購入しする予定である。海外への調査費用を計上していたが、国内での調査へ切り替え、比較的高価になるが国内で入手できる資料の収集に重点を置く事になる。

URL: 

Published: 2021-12-27  

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