2021 Fiscal Year Research-status Report
明清時代壁画に見る庶民の思想についての研究 五台山台外宝蔵寺観音殿壁画を中心に
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20K21935
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Research Institution | Chuo University |
Principal Investigator |
篠原 典生 中央大学, 総合政策学部, 助教 (10882392)
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Project Period (FY) |
2020-09-11 – 2023-03-31
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Keywords | 山西省明清建築壁画 / 民間伝承 / 口伝 / 宝巻 |
Outline of Annual Research Achievements |
前年度に引き続き新型コロナウイルス感染症の世界的な流行がおさまらず、現地調査を断念せざるを得なかった。代理調査の可能性も探ったが、中国国内での感染症対策は非常に厳しく、中国国内での人員の移動も制限されており、安全面を考慮すると不可能であった。そのため、研究期間の延長を申請した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
現地調査が実施できなかったため。
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Strategy for Future Research Activity |
現地調査を前提とした研究なので、一刻も早く新型コロナウイルス感染症の流行がおさまり現地調査に行けるように祈る。これほど長期間調査が行えなくなることは想定していなかったが、もし今後も調査に出かけられない場合は既発表資料のみを用いた研究を検討する。
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Causes of Carryover |
計画していた現地調査が実施できなかったため。 中国国内の感染状況とそれに伴う対策の影響を考慮しながら、現地調査に出られるタイミングで調査を行う。また、研究対象となる寺観壁画などの写真や画像データ購入も視野に入れて検討を進める。
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