2020 Fiscal Year Research-status Report
Establishment of an automated planning system for high-precision breast cancer radiotherapy
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20K22871
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| Research Institution | Kyoto University |
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Principal Investigator |
小野 幸果 京都大学, 医学研究科, 医員 (90878604)
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2020-09-11 – 2022-03-31
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| Keywords | 乳癌 / PMRT / DIBH / VMAT / Knowledge-based planning |
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| Outline of Annual Research Achievements |
研究課題の前提として、DIBH(Deep Inspiration Breath hold)の息止めの安定性を確認する必要があったため、過去のDIBH併用全乳房照射を施行された25例のCine EPID画像を用いて、息止め照射中の胸壁位置の精度を検証した。その研究成果は海外誌に採択された(Y Ono et al. Radiat Oncol 2021)（治療計画の安全性の評価）。
研究実施計画に記載の①従来法とVMAT-DIBH併用法の線量分布についての比較検討に関して、(A)新規患者の治療計画については、VMAT-DIBH併用のPMRTで6MVのX線を用いて半年で5症例の治療計画を行った。1年間で症例数10例程度を目標としており、予定通りの集積ペースとなっている。ターゲットの他に、リスク臓器は肺、心臓、左冠動脈として各々のプランで線量評価を行った。(B)過去プランを用いた治療計画については、過去に施行された10例のVMAT-DIBHプランを作成し、同様に線量評価をした。②治療計画の安全性評価に関しては、これまでに作成した15例の治療計画が実際に照射可能であるかを確認するために、ファントムに照射したプランを作成し、実際にファントムであるArcCHECKへの照射を行った。治療計画とファントムへ照射した線量を比較し、ガンマ解析を用いて品質管理基準(パス率90％以上) を満たすことを確認した。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
研究計画調書のスケジュール通り、研究成果の一部が海外学術論文誌に受理された。本年度実施した研究内容は今年度の学会に演題登録済みである。
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| Strategy for Future Research Activity |
今後はさらに症例数を増やし、治療計画書の③Knowledge-based planning (KBP)により過去のプラン情報を基に自動的に最適な治療計画の作成が可能となるモデルの構築を行っていく。RapidPlanを用いて解析し治療計画モデルを構築するとともに、新規治療計画でも実行可能か確認する。治療計画を自動化するモデルの妥当性、則ち手動作成の計画との線量分布比較や計画作成時間、品質管理結果の評価を行い、論文執筆、投稿を目指す。
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| Causes of Carryover |
次年度も引き続き研究を継続し、学会報告、論文投稿をする際に使用を予定している。
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