2021 Fiscal Year Research-status Report
ALDH2遺伝子変異型アレル保有者における心房細動再発についての検討
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20K22878
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Research Institution | Kumamoto University |
Principal Investigator |
星山 禎 熊本大学, 病院, 特任講師 (70885590)
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Project Period (FY) |
2020-09-11 – 2023-03-31
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Keywords | 心房細動 / アルコール / ALDH2 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的はアルコール摂取習慣のあるALDH2遺伝子変異型アレル保有者がカテーテルアブレーション術後の心房細動再発のリスク因子となっているか検討を行うことである。関連性が証明されることで生活習慣の是正によりさらなる治療効果の向上が期待できる可能性を秘めている。 当該年度に実施した研究成果について、当施設での倫理委員会での許可が得られ現在症例登録中である。目標登録数400症例のうち、現在登録数は290症例と昨年度の101症例と比較すると登録数は順調に増加している。今年の12月までに目標症例数到達が見込まれる。他施設とも適宜助言をもらいながら緊密な連携のもと研究を遂行していく。 また本研究に関連して、アルコール摂取習慣のあるALDH2遺伝子変異型アレル保有者が心房細動発症のリスク因子となっているか過去に当院に心疾患で入院精査加療を行った方を対象に後ろ向きで評価を行った。結果、心房細動発症についてリスク因子となっていることが判明しており、JACC: Asiaに掲載となった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
当該年度において目標症例登録数400症例中 290症例と目標到達までもう少しと思われる。他施設においてようやく倫理委員会の認可が得られており本年度12月頃目標症例数が到達できるものと思われる。
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Strategy for Future Research Activity |
症例の登録についてはやや遅れているものの、目標症例数は本年度12月頃に到達できると思われる。順次結果をだしていきたいと考えている。
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Causes of Carryover |
今回予定症例数が未到達のため予定検査料が残存している点、及びパソコン購入にあたり半導体不足による納期の遅れのため発生した。
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Research Products
(1 results)