2021 Fiscal Year Annual Research Report
炎症性細胞死Pyroptosisを介した顎骨壊死の発症機構の解明
Project/Area Number |
20K23037
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Research Institution | Jichi Medical University |
Principal Investigator |
相澤 恵美 自治医科大学, 医学部, 臨床助教 (80877621)
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Project Period (FY) |
2020-09-11 – 2022-03-31
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Keywords | パイロトーシス |
Outline of Annual Research Achievements |
BP製剤の投与中に発症する顎骨壊死は、破骨細胞におけるアポトーシスがその病態に関与することが知られている。しかしながら歯周病などの慢性炎症を原因として自然発症する場合もあることから、炎症の関与も示唆されている。申請者は最近、アポトーシスに関連するCaspase-8がインフラマソームを活性化してパイロトーシスを惹起する新たな細胞死経路を明らかにした。一方、パイロトーシスはアポトーシスの特徴も併せ持つことから、顎骨壊死にはアポトーシスだけではなく、パイロトーシスも関与しているのではないかとの仮説を立てた。 本研究ではNLRP3インフラマソームとパイロトーシスを中心に顎骨壊死の発症機序の解明およびその病態における役割を明らかにすることを目的として行った。昨年度から引き続きセルラインを用いたin vitroでの実験を中心に解析を行った。
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