2022 Fiscal Year Research-status Report
在宅療養高齢者に対するACP実践における意思決定の変化に影響を及ぼす要因の検討
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20K23180
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Research Institution | Otemae University |
Principal Investigator |
山本 真理子 大手前大学, 国際看護学部, 講師 (00880600)
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Project Period (FY) |
2020-09-11 – 2024-03-31
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Keywords | 在宅療養高齢者 / ACP / 医療従事者 |
Outline of Annual Research Achievements |
大阪府A市にて、令和3年3月~7月、研究同意が得られた医療・介護従事者を対象としたACP研修会を実施し、当日ならびに3か月後にACP認知や実践状況について自記式アンケート調査を実施した。対象者28名のうち、女性21名(75%)、職種別では、ケアマネージャー15名(53.6%)、ヘルパー6名(21.4%)、看護師4名(14.3%)であった。ACPについて、10名(35.7%)が「聞いたことはあるがよく知らない」と回答していた。18名(64.3%)が患者・療養者に対するACPを実践しており、「本人の意思の変遷に合わせた継続的な話し合い」に困難を感じていた。自分自身のACP実践では、14名(50%)が「(今後実践したいと)とても思う」と回答しており、職種間に有意な差がみられた。研修会3か月後のアンケートでは、18名(64.3%)の回答が得られ、6名(33.3%)が「(研修会後に患者に対して)ACPを実践した」と回答し、「本人の価値観、人生の目標の把握」に困難を感じるものが多かった。 これらについて第33回日本老年医学会近畿地方会(2022年11月・大阪)において「医療・介護従事者のACP認知の実態と実践に向けた課題の検討」として口演発表を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
コロナ禍により、訪問看護ステーションにおける医療従事者を対象としたインタビュー調査の実施が困難であったため。
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Strategy for Future Research Activity |
現在インタビュー調査を進めているところである。年内に結果をまとめ、学会発表、論文投稿へとつなげていく予定である。
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Causes of Carryover |
今年度中に学会発表、論文投稿のために使用予定
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Research Products
(1 results)