2022 Fiscal Year Research-status Report
二分脊椎症者の排泄セルフケアとHRQOLの包括的評価及び移行期支援の重要性の提言
Project/Area Number |
20K23194
|
Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
川原 妙 大阪大学, 大学院医学系研究科, 助教 (00877805)
|
Project Period (FY) |
2020-09-11 – 2024-03-31
|
Keywords | 二分脊椎症 / 成人 / 健康関連QOL / 尺度開発 |
Outline of Annual Research Achievements |
2022年3月から12月にかけて、日本二分脊椎症協会からの郵送法、大阪・北海道の2医療施設による直接配布により、134名の参加者を得た。回答はすべて匿名化され、QUALAS-A-J開発に用いる解析(記述統計、因子分析、相関係数の算出、t検定)が行われた。また、因子構造の解釈については、Dr. Konrad Szymanskiと国際比較を行いながら解釈をした。関連要因の検討では、QALAS-A-JおよびWHOQOLを従属変数として統計解析を実施する予定である。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
新型コロナウイルス感染拡大のため、直接配布を行う医療施設への通院患者が著減し、本来2022年夏ごろまでの配布予定が、12月まで配布を行う必要が生じたため。
|
Strategy for Future Research Activity |
QUALAS-A-J開発研究については、最終解釈についてチームコンセンサスを得て論文化を進める。また、影響要因の検討については統計家にコンサルテーションを受け、最終モデルを構築し論文化する予定である。
|