2022 Fiscal Year Annual Research Report
An exploratory study of optimal physical activity patterns to prevent recurrent stroke
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20K23276
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Research Institution | Konan Women's University |
Principal Investigator |
金居 督之 甲南女子大学, 看護リハビリテーション学部, 講師 (60880771)
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Project Period (FY) |
2020-09-11 – 2023-03-31
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Keywords | 脳卒中 / 身体活動量 / 座位行動 / 再発 / 加速度計 |
Outline of Annual Research Achievements |
脳卒中再発には、ライフスタイル因子の一つである身体活動量が関連することが報告されている。身体活動量の指標の中で、これまで脳卒中後の歩数と再発との関連を報告した研究が散見される。一方、近年の身体活動量研究では、身体活動強度別の活動時間を用いた研究が報告されている。本研究は、入院中の脳卒中患者に対して、発症1か月目に加速度計を用いて身体活動量を客観的に測定し、身体活動量の指標が脳卒中再発と関連するかについて検討した。 最終解析対象は113名であり、このうち13名(11.5%)がフォローアップ期間(676.0日)に脳卒中を再発した。脳卒中再発群と非再発群の発症1か月時点の身体活動量を比較した結果、座位行動(以下,再発群 vs. 非再発群; 343.5分 vs. 388.0分,P = 0.21)、軽強度活動(159.8分 vs. 129.8分,P = 0.28)、および中高強度活動(9.3分 vs. 5.3分,P = 0.31)のいずれも群間差を認めなかった。 本研究の結果、回復期病院入院中の脳卒中患者における発症1か月時点の座位行動、軽強度活動、および中高強度活動は、脳卒中再発と関連しないことが明らかになった。
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Research Products
(3 results)