間欠的低酸素曝露を用いた新規の低酸素トレーニング方策の確立

2021 Fiscal Year Research-status Report

• Project/Area Number: 20K23286
• Research Institution: The University of Tokyo
• Principal Investigator: 竹井 尚也 東京大学, 大学院総合文化研究科, 特任研究員 (90883900)
• Project Period (FY): 2020-09-11 – 2023-03-31
• Keywords: 低酸素 / 運動生理学 / トレーニング

Outline of Annual Research Achievements

運動時にのみ低酸素空気を吸気し、通常酸素環境下で休息する間欠的低酸素曝露を用いた運動トレーニングについて検討を行った。先行研究において低酸素暴露による運動強度が認められる運動および低酸素濃度(6×30秒全力スプリント、14.5％O2)において、休息時に通常酸素空気の吸気することで、急性のパフォーマンスおよび生理的指標の変化について調べる実験を現在遂行している。また、本研究に関する学会発表(ECSS congress 2022)を予定しており、Abstractを提出している。

Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

COVID-19の影響により全体的に実験の進行が遅れているが、規制緩和以降はおおむね良好に進んでいる。

Strategy for Future Research Activity

現在遂行中の実験を引き続き進行し、結果の分析および学会発表・論文化を行う予定である。また、現在進行中の実験の結果を受け、当該実験での運動を用いたトレーニング実験を行い、トレーニング効果について検討する予定である。

Causes of Carryover

COVID-19の影響により実験の進行に遅れが生じ、当該年度に予定していた実験の一部が翌年度に繰り越される形となったため。