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2022 Fiscal Year Research-status Report

極めて健全な沿岸環境が保全された海域で生痕相を研究する

Research Project

Project/Area Number 20KK0314
Research InstitutionNational Institute of Advanced Industrial Science and Technology

Principal Investigator

清家 弘治  国立研究開発法人産業技術総合研究所, 地質調査総合センター, 主任研究員 (20645163)

Project Period (FY) 2021 – 2023
Keywords生痕 / 砂浜 / 海洋 / 巣穴 / 環境 / オーストラリア
Outline of Annual Research Achievements

本申請の基課題(「堆積環境-生物撹拌-生痕相の関係性の解明:北西太平洋全域調査からのアプローチ」,若手研究 [A],研究代表者:清家弘治)では,北西太平洋の沿岸から深海までの環境を対象として,各海洋環境における生痕相を明らかにしてきた.その一方で,北西太平洋の浅海域,たとえば日本の沿岸域は都市開発の影響を強く受け,健全な自然環境が残る場所は少ない.そのため,国内では研究対象となりうる海域は限られており,多様な環境を有する沿岸域全体での生痕相の理解は難しい状況にあった.本研究では,「手つかずの沿岸環境」が多く保存されているオーストラリア南東部に申請者が長期間滞在し,継続的なフィールド調査を行うことを予定している.それにより,沿岸域における生痕相と堆積環境の関係性のさらなる理解を目指す.なお,オーストラリアは海岸地形学分野で世界をリードする国である.本申請課題では,オーストラリアの新進気鋭の若手研究者と共同研究を展開し,今後数十年にわたって持続する国際共同研究ネットワークを構築することを目的としている.2022年度は,新型コロナウイルス感染症のため予定していた渡航は実施できなかったが,zoom等のWeb会議ツールを用いて研究計画についての打ち合わせを行うと共に,野外調査ツールの整備や試験などを実施し,オーストラリアでの野外調査を円滑に行うための準備をおこなった.また,渡航ビザの申請もおこない,渡航準備を進めた.

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

2022年度においても,前年度と同様に,新型コロナウイルスパンデミックのため予定していた渡航は実施できなかった.その一方で,zoom等のWeb会議ツールを用いて研究計画についての打ち合わせを行うと共に,野外調査ツールの整備などを実施し,オーストラリアでの野外調査を円滑に行うための準備をおこなった.なお,国内外のコロナウイルス感染症関連が落ち着いてきたため,2023年度から渡航する目処がついたことから,滞在用のビザ申請などの準備も実施した.

Strategy for Future Research Activity

2023年度からは実際にオーストラリアに渡航し,野外調査を実施する予定である.

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Remarks (1 results)

  • [Remarks] 清家弘治のホームページ

    • URL

      https://sites.google.com/site/kojiseikejp/

URL: 

Published: 2023-12-25  

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