2023 Fiscal Year Research-status Report
脳内ネットワークへの外的刺激干渉による運動学習能力の制御
Project/Area Number |
20KK0369
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Research Institution | Oita University |
Principal Investigator |
菅田 陽怜 大分大学, 福祉健康科学部, 准教授 (30721500)
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Project Period (FY) |
2021 – 2024
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Keywords | マイクロオフライン学習 / 線条体ネットワーク |
Outline of Annual Research Achievements |
2022年10月より1年間、米国国立衛生研究所(National Institude of Health; NIH)内、神経疾患・脳卒中研究所(National Institute of Neurological Discorders and Stroke; NINDS)、大脳皮質・神経リハビリテーション部門(Human Cortical Physiology and Neurorehabilitation Section)のSenior InvestigatorであるLeonardo G. Cohen博士の研究室に所属し、「マイクロオフライン学習に関連する脳内ネットワークハブの抽出」に関する研究を行った。 帰国後もデータ解析を継続するとともに、Cohen博士とのオンライン会議を綿密に行い論文作成を進めている。解析では、マイクロオフライン学習に関わるネットワークハブの抽出と、そのハブ構造に関わる脳内ネットワーク構造の抽出を行った。その結果、大脳深部構造が特にマイクロオフライン学習のハブとして重要な役割を担っている可能性を見出した。また、大脳深部構造のネットワークデータ用いることで、マイクロオフライン学習の良否を高い確率で推定できることも示された。 現在は、Cohen博士および研究室のメンバーとのディスカッションを行いながら、論文を作成している状況にある。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
解析を完了し論文作成に移行しているため。また、論文作成に当たり、オンライン会議を通して綿密なディスカッションを継続して行えているため。
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Strategy for Future Research Activity |
マイクロオフライン学習に関わる脳内ネットワークハブの解析結果を論文化し、米国雑誌に投稿予定である。
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Research Products
(13 results)
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[Book] 運動学習2023
Author(s)
編著:藤澤宏幸、鈴木博人 分担執筆:菅田陽怜
Total Pages
179
Publisher
メディカルプレス
ISBN
9784910614403