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2010 Fiscal Year Annual Research Report

高磁場MRI装置を用いたオートプシーイメージングシステムの開発

Research Project

Project/Area Number 21200020
Research InstitutionKyoto University

Principal Investigator

山本 憲  京都大学, 医学研究科, 助教 (60525567)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 西山 慶  京都大学, 医学研究科, 助教 (90447970)
Keywords画像診断システム / オートプシーイメージング
Research Abstract

所属機関において死亡が確認され、ご遺族の同意が得られた患者および、機関外からの法医学解剖症例でMRI撮像対応が可能な症例を対象とした。平成21年度に2例全身MRIとCTを撮影実施。平成22年度に2例の全身CTとMRIを撮影した。
本研究代表者および専任MRI操作者が、遺体のMRI画像を撮像した。撮像には、所属機関が所有する、研究用高磁場MRI装置を用いた。遺体の研究用MRI装置までの搬送には、専用移動式寝台を用いた。遺体のMRI撮像方法には、まず生体に用いているのと同様の撮像方法を試行するが、生体と異なる条件であるので、Aiに最適なMRI撮像方法の検討を行った。その結果、磁化率強調コントラストが有用である可能性が示唆されたため、撮影方法に磁化率強調画像を追加することとした。生体画像診断の知識を元に、遺体特有の所見等を複数の視点で検討した。全身のMRI画像データをデータベースサーバに蓄積し、三次元再構成画像や、解剖写真とMRI画像重ね合わせを行う専用の画像表示ソフトの開発をあわせて行う過程であり、大容量の二次元画像を高速表示するソフトウェアが完成し、リリースされた。
現在、データベースに登録されている4例の画像データを元に、CT所見とMRI所見の対比を行い、それぞれの撮影方法による所見の見え方の違いについて検討を行っている。
その結果を用いて、Ai診断の基盤となるエビデンス構築を行う計画である。

  • Research Products

    (1 results)

All 2010

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] 3T MRI装置を用いた死亡周辺時画像検査の試み2010

    • Author(s)
      山本憲
    • Organizer
      第38回日本磁気共鳴医学会大会
    • Place of Presentation
      つくば国際会議場
    • Year and Date
      2010-10-01

URL: 

Published: 2012-07-19  

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