2013 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
21221010
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
水島 司 東京大学, 人文社会系研究科, 教授 (70126283)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
石上 悦朗 福岡大学, 商学部, 教授 (00151358)
絵所 秀紀 法政大学, 経済学部, 教授 (10061243)
柳澤 悠 東京大学, 東洋文化研究所, 名誉教授 (20046121)
川島 博之 東京大学, 農学生命科学研究科, 准教授 (30161318)
押川 文子 京都大学, 地域研究統合情報センター, 教授 (30280605)
山崎 幸治 神戸大学, その他の研究科, 教授 (30319818)
宇佐美 好文 東京大学, 人文社会系研究科, 研究員 (40081559)
岡本 勝男 独立行政法人農業環境技術研究所, 生態系計測研究領域, 研究員 (50354030)
佐藤 隆広 神戸大学, 経済経営研究所, 教授 (60320272)
藤田 幸一 京都大学, 東南アジア研究所, 教授 (80272441)
栗田 匡相 関西学院大学, 経済学部, 准教授 (60507896)
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Project Period (FY) |
2009-05-11 – 2014-03-31
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Keywords | GIS / インド / 農村 / 長期変動 / 地名検索システム / India Place Finder / 激動のインド |
Research Abstract |
本年度の最も重要な目的は、5年間の研究の成果を、『変動のゆくえ』、『環境と開発』、『経済成長のダイナミズム』、『農業と農村』、『暮らしの変化と社会変動』と題する全5巻の『シリーズ 激動のインド』として出版するために、国内外の研究者を交えて議論を重ね、可能な限り年度内に出版できる形にもっていくことであった。この目的のために研究会や、南アジア学会での英語セッション、インドのジャワハルラルネルー大学でのシンポジウムなどを組織して国際的に通用するものとした。既に第1巻と第2巻を出版し、残りも校正中である。期間内にこのように最終成果をまとめ、出版に漕ぎ着けたことは大きな喜びである。また、予定していた全ての国際学会やシンポジウムでの発表はもちろん、各分担者が当初計画を超えた成果を単著や論文の出版、国際的な会議やセミナーで行なっており、主たる目標を十二分に達成したと考えている。それらの活動で示されたGISを駆使した長期変動分析、地域類型論、都市と農村の融合空間の拡大をはじめとする各テーマは、今後広く議論されることとなろう。 もう一つの目標であるGISインフラの整備とそれを利用した成果の公開についても、音韻処理を施した地名検索システムを添えて、自然村に至るアジアの他地域では類を見ない世界最高水準のインフラを整備し、India Place Finderとして一般に公開した。また、GISを利用したセンサスの分析図のウェッブ公開や、各種統計類のGIS処理なども行なった。特に、India Place Finderはインドの地名検索システムとして群を抜いて利用されており、海外研究者からも利用申請が来るなど世界的な貢献をし、国際的な評価も高く、インド最大の新聞でも大きくとり上げられた。このシステム整備によって、今後GISを用いたインド研究が飛躍的に発展する基盤を作り得たと自負している。
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Current Status of Research Progress |
Reason
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(64 results)