2012 Fiscal Year Annual Research Report
電位センサードメイン蛋白群を基盤とする新たな膜電位シグナルの解明
Project/Area Number |
21229003
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
岡村 康司 大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (80201987)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
藤原 祐一郎 大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (20532980)
筒井 秀和 大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (30392038)
崎村 建司 新潟大学, 脳研究所, 教授 (40162325)
吉田 学 東京大学, 理学(系)研究科(研究院), 准教授 (60301785)
中川 敦史 大阪大学, たんぱく質研究所, 教授 (20188890)
大河内 善史 大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (90435818)
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Project Period (FY) |
2009-05-11 – 2014-03-31
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Keywords | 生体膜 / チャネル / トランスポーター / 能動輸送 |
Research Abstract |
電位センサードメイン共役機構の解明およびに膜電位シグナル複合体の動作原理の解明を目指して、発現系での膜電位計測技術の創製を試みた。その結果N末端側に蛍光プローブを融合した電位センサープローブが従来のプローブに比較して時間分解能などで優れた特性を示すことを明らかにした。また、発現系細胞に機能発現させた電位依存性プロトンチャネルへのアラキドン酸を始めとする不飽和脂肪酸の作用を解析した。コンダクタンスの有意な増加とともに、活性化速度の著明な加速を認めた。変異によるアミノ酸置換の導入実験、細胞内ドメインの欠失実験などによって、ダイマー間の協調的ゲーティングに関わる接合面に不飽和脂肪酸が作用する機構が示され、電位センサーの親水性電荷が疎水性バリアーを通過する微小環境に脂質の疎水性または流動性が影響を与えうることを示した。
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Current Status of Research Progress |
Reason
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(28 results)
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[Journal Article] Xray crystal structure of voltage-gated proton channel.2014
Author(s)
Takeshita K, Sakata S, Yamashita E, Fujiwara Y, Kawanabe, A, Kurokawa T, Okochi Y, Matsuda M, Narita H, Okamura Y, Nakagawa A
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Journal Title
Nature Structure & Molecular Biology
Volume: 21
Pages: 352-357
DOI
Peer Reviewed
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