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2009 Fiscal Year Annual Research Report

巨大ソフトウェア工学データを対象とした計算ソフトウェア工学の確立

Research Project

Project/Area Number 21240002
Research InstitutionOsaka University

Principal Investigator

井上 克郎  Osaka University, 大学院・情報科学研究科, 教授 (20168438)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 楠本 真二  大阪大学, 大学院・情報科学研究科, 教授 (30234438)
岡野 浩三  大阪大学, 大学院・情報科学研究科, 准教授 (70252632)
松下 誠  大阪大学, 大学院・情報科学研究科, 准教授 (60304028)
石尾 隆  大阪大学, 大学院・情報科学研究科, 助教 (60452413)
肥後 芳樹  大阪大学, 大学院・情報科学研究科, 助教 (70452414)
Keywordsオープンソースソフトウェア / ソースコード / ソフトウェアライセンス / 自動推薦 / プログラム部品 / 再利用
Research Abstract

本年は、計算ソフトウェア工学の確立に向け、以下のような研究課題に取り組み成果を得た。
開発者がオープンソースソフトウェアに含まれるソフトウェア部品を利用する場合、それらのソフトウェアライセンス(ライセンス)を理解し、尊守する必要がある。しかし、開発者がライセンスを正確に読解することは容易ではない。そこで、ライセンス特定ツールに求められる要件を整理し、それに基づき、ライセンス特定ツールの設計を行った。また、本設計に基づきツールを試作した。その結果、ツールを用いることによってライセンス特定にかかる人的コストを減少できることがわかった。
既存のソフトウェア部品検索システムでは、変更を加えずそのまま利用できる部品のみを検索対象としているため、再利用を行う機械が限られていた。そこで、変更を加えなければ再利用できないソフトウェア部品をも検索できる自動推薦手法を提案した。本手法ではソースコード中のコメントや識別子の中に類似した単語を含む部品を検索することで,多少の変更を加えれば再利用できるようなソフトウェア部品も推薦することができる. また,提案手法を実装したソフトウェア部品自動推薦システムA-SCOREをEclipseプラグインとして作成し,実験によって再利用の促進などの効果を評価した.その結果,A-SCOREを利用したほうが再利用したソフトウェア部品の個数が多くなり,また,既存手法では自動推薦が行えなかったような場合においても自動推薦による再利用が行えた事例があったことから,A-SCOREの有効性が示された.

  • Research Products

    (2 results)

All 2010 2009

All Journal Article (1 results) (of which Peer Reviewed: 1 results) Presentation (1 results)

  • [Journal Article] 開発中のソースコードに基づくソフトウェア部品の自動推薦システムA-SCORE2009

    • Author(s)
      島田隆二
    • Journal Title

      情報処理学会論文誌 50

      Pages: 3905-3107

    • Peer Reviewed
  • [Presentation] ライセンス知識に基づくライセンス特定ツールの設計2010

    • Author(s)
      井上克郎
    • Organizer
      ウィンターワークショップ2010・イン・倉敷
    • Place of Presentation
      倉敷市芸文館
    • Year and Date
      2010-01-21

URL: 

Published: 2011-06-16   Modified: 2016-04-21  

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