2010 Fiscal Year Annual Research Report
巨大ソフトウェア工学データを対象とした計算ソフトウェア工学の確立
Project/Area Number |
21240002
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
井上 克郎 大阪大学, 大学院・情報科学研究科, 教授 (20168438)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
楠本 真二 大阪大学, 大学院・情報科学研究科, 教授 (30234438)
岡野 浩三 大阪大学, 大学院・情報科学研究科, 准教授 (70252632)
松下 誠 大阪大学, 大学院・情報科学研究科, 准教授 (60304028)
石尾 隆 大阪大学, 大学院・情報科学研究科, 助教 (60452413)
肥俊 芳樹 大阪大学, 大学院・情報科学研究科, 助教 (70452414)
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Keywords | コードクローン / 名詞辞書 / プログラム類似度 / UMLクラス図 / 変更量 / 作業見積り / 定量化 / ソフトウェア分析 |
Research Abstract |
計算ソフトウェア工学の確立のため、種々の研究を行った。 1. 分散コードクローン分析手法の確立のため、分散環境やマルチコア環境で効率よくコードクローン分析を行えるハッシュを基にしたコードクローン検出アルゴリズムを考案し、テクニカルレポートとしてまとめるとともに、そのアルゴリズムを用いたシステムのプロトタイプの開発を行った。本システムではこのアルゴリズムを用いて、巨大なソフトウェアシステム間の類似度を計測することができる。また、当該のアルゴリズムを利用して、与えられたコード片に対するコードクローンを高速に検出して出力する。本プロトタイプを用いることにより、類似システムの開発を効率よく行うことができるようになる。 2. ソフトウェアシステム間のモデルの一つとして、ソフトウェア開発者がプログラム開発の際に利用するための名詞辞書を、種々のプログラムから自動生成するための手法を開発し、実際にプロトタイプシステムを開発した。このシステムにより、プログラムやドキュメントの理解を第三者が効率よく行うことができるようになった。 3. 実証的データの収集、分析、フィードバックシステムの一環として、版管理システムから収集したクラス図からその変更量を測る手法を開発し、それに基づいたプロトタイプシステムを開発して、実際の開発データに適用して、その有用性を確認した。この手法の開発により、今まで困難といわれてきた設計作業の手間の定量化を、容易に行えるようになった。
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[Presentation] Evolutional Analysis of Licenses in FOSS2010
Author(s)
Yuki Manabe, Yasuhiro Hayase, Katsuro Inoue
Organizer
Joint ERCIM Workshop on Software Evolution (EVOL) and International Workshop on Principles of Software Evolution (IWPSE)
Place of Presentation
Antwerp, Belgium
Year and Date
2010-09-23
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