2009 Fiscal Year Annual Research Report
大規模ユビキタス情報応用を支える高適応・高信頼ストリームデータ基盤
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21240005
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| Research Institution | University of Tsukuba |
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Principal Investigator |
北川 博之 University of Tsukuba, 大学院・システム情報工学研究科, 教授 (00204876)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
天笠 俊之 筑波大学, 大学院・システム情報工学研究科, 准教授 (70314531)
川島 英之 筑波大学, 大学院・システム情報工学研究科, 講師 (90407148)
森嶋 厚行 筑波大学, 大学院・図書館情報メディア研究科, 准教授 (70338309)
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| Keywords | ストリーム / ユビキタス / データ基盤 / 高適応性 / 高信頼性 |
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| Research Abstract |
これまでの関連研究成果を基に基盤技術の研究開発を推進した.特に,今年度は当初の予定通り,複合型ストリーム処理,省エネルギー型ストリーム処理,データの品質,耐故障性等を中心に検討を行い,基本方式の検討やプロトタイプの開発等を行った.主な研究項目は以下の通りである.
【複合型ストリーム処理】
タプル,時系列,連続メディアストリーム処理の統一的な処理が可能なデータモデル,システムアーキテクチャ,分散環境での動作モデル等の検討を行った.特に,時系列パターンやビデオ映像等の連続メディアストリーム処理を従来のタプルベースのストリーム処理に融合させるためのモデルや基本方式の検討を行った.
【省エネルギー型ストリーム処理】
上記の複合型ストリーム処理を分散環境で実行する場合や,複数のストリーム格納処理を行う場合を対象に,無駄の少ない効率的な処理方式を検討した.
【データの品質】
データの曖昧性を扱うための確率的なストリーム処理や,データの信頼性を確保するためのストリームに対する来歴処理を実現するための基本方式について検討した.
【耐故障性】
分散ストリーム処理環境において,ノード障害に対応するための新たなリカバリー処理方式を考案し,その有効性を実験的に検証した.また,クラウド環境におけるストリーム処理について検討を行った.
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