2013 Fiscal Year Annual Research Report
地理情報科学標準カリキュラムに基づく地理空間的思考の教育方法・教材開発研究
Project/Area Number |
21240075
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
浅見 泰司 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (10192949)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小口 高 東京大学, 空間情報科学研究センター, 教授 (80221852)
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Project Period (FY) |
2009-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | 地理 / カリキュラム / 教材 / 空間思考能力 / 教科書 |
Outline of Annual Research Achievements |
本プロジェクトは、地理情報科学のカリキュラムに基づいた地理情報システムを活用した教育を、初等から高等教育まで、教育現場で展開することを大きな目的にしている。 プロジェクトそのものは平成25年度で終了しており、これまで地理情報科学の知識体系と、それをもとにした大学の授業などで活用可能なパワーポイントスライドを作成してきたが、より多くの人々にわかりやすく伝えるために書籍としてまとめることとし、これまでの研究成果をまとめた教科書という形で、出版のための編集作業を残すだけとなっていた。そのため、今年度は昨年度からの継続事項となった原稿の収集と修正、編集作業を行った。本プロジェクトのメンバーのみならず、他の専門家にも協力を広く呼びかけ、最終的に地理情報科学の理解の基本となる30章からなる教科書が完成した。 本書の内容は、地理系カリキュラムと情報系カリキュラムを融合させたものとなっており、30章の中から、13~15個の章を選ぶことで、様々な講義に対応できるものとなっている。30個の章は、地理情報科学、地理情報システムと地理情報科学の歴史、空間的思考とGIS、空間事象のモデル化と形式化、測量、リモートセンシングとその解析、既存データの地図データと属性データ、空間データ、空間データベース、空間データの統合・修正、基本的な空間解析、ネットワーク分析、領域分析、点データの分析、ラスタデータの分析、傾向面分析、空間的自己相関、空間補完、空間相関分析、空間分析におけるスケール、視覚的伝達、地図の表現モデル、地図のデザイン、双方向環境のマッピング、GISの社会貢献、参加型GISと社会貢献、空間データの流通と共用、組織におけるGISの導入と運用、GISと教育・人材育成、GISと未来社会である。
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(15 results)
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[Book] Geography Education in Japan.2015
Author(s)
Ida, Yoshiyasu, Yuda, Minori, Shimura, Takashi, Ike, Shunsuke, Ohnishi, Koji, Oshima, Hideki eds.
Total Pages
243
Publisher
Springer
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