Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
野田 尚史 大阪府立大学, 人間社会学部, 教授 (20144545)
名嶋 義直 東北大学, 文学研究科, 准教授 (60359552)
松崎 寛 筑波大学, 人文社会系, 准教授 (10250648)
副田 恵理子 藤女子大学, 文学部, 講師 (90433416)
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Research Abstract |
2011年度は,5月に研究会を開催し,4技能のウェブ化担当者が各技能で完成させたサンプルレッスンを持ち寄り,サンプルレッスンについて,仕様について意見交換と調整を行った。それを踏まえて,引き続き,メーリングリストを利用して,内容について意見交換と調整を行った。それにより,仕様,内容の両面において,本研究で目指す教材のサンプルレッスンを確定することができた。 9月以降は,確定されたサンプルレッスンに基づいて,公開のためのレッスン作成に技能ごとに取り組んだ。それと並行して,ウェブ化を委託する業者を選定し,教材に必要な仕様のすりあわせを行い,公開用のレッスン作成サイトを完成させることができた。レッスン作成サイトは,2011年度3月に納品済みである。 レッスン作成サイトは,教材作成者がもっぱら利用するためのサイトである。「レッスン名」「状況説明」「スキル説明」「練習問題」といった各項目ごとに,入力欄が設けられており,そこにテキストベースの情報を打ち込むことにより,書式が整えられたウェブ教材が自動生成される仕組みになっている。 これまでのレッスン作成は,ワープロソフトや表計算ソフトを用いて行っていたため,最終的に公開されるウェブ化画面は,頭の中で想像しながら作業するしかなかった。しかし,レッスン作成サイトが完成したことにより,今後は,最終的なウェブ画面を手探りで想像する必要がなくなるため,内容の精査に集中することができる。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
確定されたサンプルレッスンに基づいて,公開のためのレッスン作成に取り組み,その成果を踏まえて,公開用のレッスン作成サイトを完成させることができた。これにより,今後は,最終的なウェブ画面を手探りで想像する必要がなくなるため,内容の精査に集中することができる。
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Strategy for Future Research Activity |
2011年度に完成させたレッスン作成サイトを用いて,内容の精査に集中する。2012年度においては,とくにこれまで技能別に作成してきたサンプルレッスンを基に,技能間のすりあわせを行う。さらに,他言語版(英語,韓国語,中国語簡体字,中国語繁体字)への翻訳を発注するために,文言の修正,統一を踏まえて,翻訳用日本語版の作成に取りかかる。
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