2013 Fiscal Year Annual Research Report
ネットワーク社会における都市空間のガバナンス――新たな実定法パラダイムの構築
Project/Area Number |
21243007
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Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
吉田 克己 早稲田大学, 法学学術院, 教授 (20013021)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
秋山 靖浩 早稲田大学, 法学学術院, 教授 (10298094)
根本 尚徳 北海道大学, 法学(政治学)研究科(研究院), 准教授 (30386528)
亘理 格 北海道大学, 法学(政治学)研究科(研究院), 教授 (30125695)
角松 生史 神戸大学, 法学(政治学)研究科(研究院), 教授 (90242049)
野田 崇 関西学院大学, 法学部, 教授 (00351437)
興津 征雄 神戸大学, 法学(政治学)研究科(研究院), 准教授 (10403213)
尾崎 一郎 北海道大学, 法学(政治学)研究科(研究院), 教授 (00233510)
齋藤 哲志 東京大学, 社会科学研究所, 准教授 (50401013)
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Project Period (FY) |
2009-04-01 – 2014-03-31
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Keywords | 都市法 / ネットワーク社会 / 人口減少社会 / ガバナンス / 都市計画 / 土地所有権 / 公私協働 / 国際研究者交流 |
Research Abstract |
5年計画の最終年度であり、国際理論交流も継続しつつ、全体としてはまとめに重点を置いた次の活動を行った。 1)全体研究会。今年度は、研究をまとめるため、外部の研究者に報告を依頼することはせず、本研究会メンバーが報告を担当する全体研究会を3回開催した(札幌1回、東京、神戸各1回)。各人がまとめを展望した報告を行う作業は昨年度に開始し、9名のメンバー中6名が報告済みであったが、今年度の第1回目の全体研究会においては、未報告の尾崎および齋藤が報告を担当した(野田は在外研究中で報告を担当せず)。あとの2回については、執筆予定の論文に基づいて報告を行った(第2回目:吉田、角松、秋山、第3回目:亘理、興津、尾崎、齋藤、野田。根本は在外研究中のため、報告なしで成果論文を執筆することにした)。以上に基づいて現在論文を執筆中であり、今年中にはそれを集めた単行本を出版する予定である(吉田=角松編『都市空間のガバナンスと法』信山社)。 2)2013年5月25日、26日の両日にわたって、エクス・マルセイユ大学、パリ第13大学、早稲田大学比較法研究所の主催で日仏国際シンポジウム「環境と契約」が開催された。この開催に協力した。具体的には、企画立案(吉田)と報告(吉田)、通訳(興津)等を担当した。吉田による報告は、都市環境と下からの契約に依拠した規範形成を内容とするもので、本科研の研究成果の公表という意味をももつ。 3)国際理論交流については、ドイツからアレクサンダー・ポイケルト教授(フランクフルト大学法学部)を招聘し、東京(早稲田大学)および神戸(神戸大学)で公開の研究会を実施した(神戸での研究会は、本研究のメンバーである角松が研究代表者を務める別科研との共催)。東京でのテーマは景観問題、神戸でのテーマは知財の基礎理論であった。東京での報告は、本科研の成果として出版される単行本に収録する予定である。
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Current Status of Research Progress |
Reason
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(38 results)