2010 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
21243019
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
国友 直人 東京大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (10153313)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大屋 幸輔 大阪大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (20233281)
太田 亘 大阪大学, 大学院・経済学研究科, 准教授 (20293681)
林 高樹 慶應義塾大学, 大学院・経営管理研究科, 准教授 (80420826)
中川 秀敏 一橋大学, 大学院・国際企業戦略研究科, 准教授 (30361760)
川崎 能典 東京大学, 統計数理研究所・モデリング研究系, 准教授 (70249910)
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Keywords | 金融危機 / ミクロ金融市場 / 高頻度ファイナンス計量分析 / 統計的金融リスク管理論 / 信用リスク |
Research Abstract |
本科学研究プロジェクトでは昨年度に研究プロジェクトとして行った金融分野・保険分野における研究成果をさらに発展させ、金融・保険のリスク管理問題、とりわけ信用リスクの統計科学の可能性について検討した。 金融リスク・保険リスクの統計的評価法についてはここしばらくの間、様々な方向から研究されている。 本年度の研究の一例を挙げるとプロジェクト参加者の国友直人・大屋幸輔は高頻度金融データという非常に微細なデータよりリスク管理において重要な実現分散・実現共分散の統計的推定問題を検討している。 太田亘は証券取引において、価格変動と取引金額に正の相関があり、売買が活発であるときに価格も大きく動くことから取引開始前後の価格の変化に着目して研究を行った。 中川秀敏は第一のテーマである、信用リスク分析に関連して中小企業CLOのデフォルト依存関係の分析について、川崎能典は2項モデルの予測によるリスクについて、さらに研究を進めた。 より具体的な研究成果についての詳しい内容は、論文リストに挙げている研究論文を参照されたい。 なお、2011年度は研究プロジェクトの最終年度であるので研究成果についての研究報告会の開催を予定している。
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Research Products
(18 results)