2012 Fiscal Year Annual Research Report
移動体シミュレーションと連動した災害時交通ネットワークの信頼性評価
Project/Area Number |
21246081
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Research Institution | Tokyo Institute of Technology |
Principal Investigator |
朝倉 康夫 東京工業大学, 理工学研究科, 教授 (80144319)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
羽藤 英二 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (60304648)
山本 俊行 名古屋大学, エコトピア科学研究所, 教授 (80273465)
中山 晶一朗 金沢大学, 環境デザイン学系, 准教授 (90334755)
吉井 稔雄 愛媛大学, 理工学研究科, 教授 (90262120)
井料 隆雅 神戸大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (10362758)
圓山 琢也 熊本大学, 政策創造研究教育センター, 准教授 (20361529)
赤松 隆 東北大学, 情報科学研究科, 教授 (90262964)
多々納 裕一 京都大学, 防災研究所, 教授 (20207038)
長江 剛志 東北大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (30379482)
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Project Period (FY) |
2009-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 交通工学 / ネットワーク / 移動体通信 / 減災 |
Research Abstract |
本研究の目的は,これまで蓄積されてきた交通行動データ収集と分析,ネットワーク解析および信頼性・リスク評価に関する研究成果をさらに展開し,災害時における交通ネットワークの信頼性評価の理論体系を構築するとともに,実際の都市・地域空間への適用を通じて,開発した方法論の有効性を検証することである. 本年度は,本課題の4カ年計画の最終年度であり,前年度までに実装を行った「行動調査・分析」・「ネットワークシミュレーション」・「信頼性評価のモデル・方法論」をもとに実施した調査・分析に関して,方法論の改良・検証を行った.行動調査・分析結果を踏まえ,ネットワークシミュレーションを用いて,ネットワークの被災レベルの影響分析を行った.信頼性評価のモデル・方法論では,被災レベルをシナリオとして与え,帰宅・避難交通のシミュレーションと信頼性評価を行った.リンク強化策とノード強化策の適切なバランスを実ネットワーク上で評価する際に有効に機能するかどうかを分析した. 4年間の研究成果をとりまとめ,海外共同研究者らと災害時の交通ネットワーク信頼性評価をテーマとした国際ワークショップ「International Workshop on Transport Networks under Hazardous Conditions」を二日間にわたり開催し,研究成果を発信するとともに,最新の研究動向を踏まえ,新たな課題に向けた準備を進めた.
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Current Status of Research Progress |
Reason
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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