2012 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
21246093
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
伊藤 毅 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (20168355)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
御厨 貴 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (00092338)
陣内 秀信 法政大学, デザイン工学部, 教授 (40134481)
中島 智章 工学院大学, 公私立大学の部局等, 准教授 (80348862)
吉田 伸之 東京大学, 人文社会系研究科, 名誉教授 (40092374)
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Project Period (FY) |
2009-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 都市 / 水 / インフラ / 街路 / テリトリオ |
Research Abstract |
最終年度のまとめとして海外調査を行い、4年間の研究成果を総括する国際シンポジウムを12月に開催した。海外調査については6月にアイルランド、7月にフランス・プロバンス、9月にオランダ・フリースラント、11月にイタリア、1月~2月にイタリア・アイルランド、3月にフランス調査をおこない、オランダおよびフランスでは研究パートナーとの研究交流を目的とした研究集会を開催し、プロシーディングスを作成した。最終年度で新たに加わったアイルランドはインフラというテーマの展開のなかで浮上した研究対象であって、インフラの意味を史的観点から明らかにする場合にどうしても広域の地理的空間、すなわちイタリアでいう「テリトリオ」という視点が必要になったからである。 本研究は都市インフラを学際的観点から総合的に再検討することを目標に掲げて出発したが、そこから明瞭になったことは、都市や集落、インフラなどを包括的にとらえるテリトリー的方法の必要性であった。最終年度はインフラからテリトリオへの転換点の年となった。 2012年12月は海外研究パートナーをわが国に招聘し、日本の一線で活躍する研究者を募り、一大国際集会を企画・実行した。テーマは「歴史都市の空間・文化・持続再生:都市インフラおよび〈領域〉的視座の国際比較」(International Symposium “Space, Culture, and Regeneration of Cities in History: From the Viewpoint of International Comparison of Territory and Infrastructure”)であり、全体の成果は本プロシーディングおよび出版物(吉田伸之・伊藤毅編『伝統都市3インフラ』東京大学出版会、2010年、都市史研究会編『年報都市史研究』など)に反映した。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(18 results)
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[Journal Article] Introduction2012
Author(s)
Takeshi ITO
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Journal Title
Territory and Urban Settlement along Water Comparative Studies on Friesland and Other Areas in History
Volume: 1
Pages: p.5
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