2010 Fiscal Year Annual Research Report
マイクロ波イメージング反射計を用いたLHDでのプラズマ乱流計測
Project/Area Number |
21246140
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Research Institution | National Institute for Fusion Science |
Principal Investigator |
長山 好夫 核融合科学研究所, ヘリカル研究部, 教授 (10126138)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山口 聡一朗 関西大学, システム理工学部, 助教 (30413991)
間瀬 淳 九州大学, 産学連携センター, 特任教授 (00023325)
近木 祐一郎 福岡工業大学, 工学部, 准教授 (10398109)
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Keywords | マイクロ波 / イメージング / 反射計 / 電子密度揺動 / LHD / プラズマ計測 / 乱流 / 可視化 |
Research Abstract |
プラズマは電磁波を反射するがそのカットオフ周波数は電子密度と磁場に依存する。LHDではプラズマ中心部の磁揚が高いので,異なる周波数のマイクロ波を入射するとその反射位置は周波数が高いほど中心に近い。さらに電子密度の変動が反射面の変動となるので,二次元検出器上に結像することで,電子密度揺動の三次元計測が可能となる。これまで我々は,HMA(Horn-Mixer-Array)と呼ばれる二次元検出器および多周波数受信機の開発を行ってきた。本年度,二次元マイクロ波検出器を世界で初めて完成させ,それを用いたマイクロ波イメージング計測器をLHDに取り付け実験した。LHDのエッジプラズマではしばしば周波数が数kHz程度の高次高調波を伴うMHDモード(Edge Harmonic Oscillation : EHO)が発生する。今回,MIRを用いて,EHOが引き起こす電子密度揺動の3次元イメージング計測に成功した。これは本研究が目指す乱流可視化の第一歩として有意義である。
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Research Products
(20 results)
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[Presentation] Tomography and Data Acquisition2010
Author(s)
Yoshio Nagayama
Organizer
The 5th Japan-Korea Diagnostics Seminar on Advanced Diagnostics for Steady-State Fusion Plasma
Place of Presentation
Kuju Center, Kyushu, Japan(招待講演)
Year and Date
20100826-20100829
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